前田土佐守家資料館:企画展「加賀藩士と能ー享受の諸相」(令和2年2月1日(土)~4月19日(日)、
Tweet展覧会情報です。
●公式サイトはこちら
https://www.kanazawa-museum.jp/maedatosa/exhibit/page_5.html
--------------------
開催期間 令和2年2月1日(土)~4月19日(日)
開館時間 午前9時30分~午後5時
(閉館30分前までにおはいりください)
観覧料金 一般 310円
65歳以上・障害者手帳をお持ちの方およびその介護人 210円(祝日は無料)
高校生以下無料
主催 前田土佐守家資料館、公益財団法人金沢文化振興財団
協力 石川県立歴史博物館、石川県立図書館、金沢市立玉川図書館近世史料館
17世紀初頭に江戸幕府が開かれて後、17世紀半ばを過ぎて幕府や諸藩の制度が整い、社会が安定するにしたがって、諸大名をはじめとする上級武士の交流の和が拡がってゆきました。その交流に知識や教養は欠かせないものであり、学問・武芸の他、能、詩歌、茶の湯などの諸芸が武士の嗜みとして修得されました。前田土佐守家でも歴代当主は学問・武芸、その他諸芸の修得に励んでおり、当然、能もその中に含まれています。 特に、江戸時代の能・狂言は「武家の式楽」といわれ、年頭御礼や藩主の入国など、武家の行事には欠かせない催しでした。
加賀藩では能に傾倒した藩主も多く、その影響は年寄衆・人持といった上級武士クラスの藩士をはじめ、小禄の藩士、さらには町人や職人など庶民たちへも拡がってゆきました。
本展では、加賀藩年寄衆八家前田土佐守家を中心に、加賀藩士たちの能の享受の様相について紹介いたします。