国文学研究資料館:デジタル発 和書の旅「扇の草紙」翻訳コンテンツ『Found in Translation』 完成披露会(2020年3月25日(水)、江戸東京博物館 小ホール)※要申し込み

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イベント情報です。

●公式サイトはこちら
https://www.nijl.ac.jp/pages/nijl/nihonhaku/ogi/

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※申し込みは上記公式サイトをご確認ください。

2020年3月25日(水)
18時30分開演(18時開場)

江戸東京博物館 小ホール

「扇の草紙」は、扇型の画面に描かれた「絵画」と、その周囲に書かれた「和歌」を一緒に読み解いていく作品群のことです。古の人々は、屏風や絵巻にしつらえられた作品を読み解き、絵画から和歌を言い当てたるなどの遊戯に興じたと言われています。今回お披露目する「扇の草紙」翻訳コンテンツ「Found in Translation」(凸版印刷(株)制作)には、国文学研究資料館が所蔵する屏風「扇の草紙」と、絵巻「阿不幾集」(2点とも室町時代成立、国文学研究資料館貴重書)の高精細画像と、書かれている和歌の原文、現代語訳、そして翻訳家ピーター マクミラン氏による和歌の英訳が搭載されています。マクミラン氏は、翻訳の過程で、英訳に苦労した点、工夫した点にこそ、「日本文化の特質」を見出すことができる、と語られます。本コンテンツは、氏が感じた日本の自然美や、日本文化の魅力を、アニメーションによる表現や、音響効果を用いて解説することで、現代に生きる日本人のみならず、訪日外国人にとっても、日本の伝統芸能や歴史的建造物での文化体験を行う前に、容易に日本文化を学ぶことができる絶好のコンテンツとなっています。ロバート キャンベル氏とのトークセッションと合わせ、お楽しみください。


〈次第〉
「扇の草紙」翻訳コンテンツの完成発表
【翻訳コンテンツデモンストレーションと話 1】ピーター マクミラン
【翻訳コンテンツデモンストレーションと話 2】ロバート キャンベル
トークセッション
 [ピーターマクミラン氏 × ロバートキャンベル館長]
参加者による「扇の草紙」翻訳コンテンツ体験


定員
100名
定員に達し次第締め切り。

参加費
無料

お問い合せ
国文学研究資料館管理部学術情報課

主催
国文学研究資料館

共催
凸版印刷株式会社