法政大学国際日本学研究所:新しい「国際日本学」を目指して(8)公開研究会「心とはいかなるものか?-古代日本人の形而上学的思想-」(2020年1月28日(火)、法政大学 市ケ谷キャンパス ボアソナード・タワー26階A会議室)

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研究会情報です。

●公式サイトはこちら
https://hijas.hosei.ac.jp/news/20200128info.html

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◆要旨
古代日本には、ソクラテスやプラトン、老子や孔子など、有名な哲学者はいない。その代わりに日本にいたのは、貫之や定家、和泉式部や西行など、優れた歌人である。それは何を意味しているのだろう。天皇から僧侶などまで、教養ある人はみんな、和歌を作っていて、和歌を通して一般的コミュニケーションを行い、形而上学的議論を進めていた。「心」という古代日本文化を特徴づけている基本概念に焦点を合わせて、和歌というメディアの働きについて簡単に触れた上、「心」の概念化過程を追究してみる。

■日時  2020年1月28日(火)17:00~19:00

■会場  法政大学市ケ谷キャンパス ボアソナード・タワー26階 A会議室

■報告者
クリステワ・ツベタナ(法政大学国際日本学研究所客員所員・国際基督教大学教授)
 PhD:ソフィア大学・ブリガリア科学アカデミー(1984年)、東京大学(2000年)
 著書:『涙の詩学―王朝文化の詩的言語』名古屋大学出版会、2001年
    『心づくしの日本語-和歌でよむ古代の思想 』ちくま新書、筑摩書房、2011年
    『パロディと日本文化』笠間書院、2014年

■司会
小口 雅史(法政大学国際日本学研究所長・文学部教授)

■参加費無料・事前申込不要(どなたでも参加可能です)

■主催  法政大学国際日本学研究所