国立国会図書館デジタルコレクション・歴史的音源(れきおん)に、テーマ別音源紹介「『商品』だった戦時下の時局歌謡」(近現代史研究者・辻田真佐憲氏)が新規掲載

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詳細は以下より。
【「商品」だった戦時下の時局歌謡
近現代史研究者・辻田真佐憲
(2019年10月25日掲載)

     
■「上からの統制」モデルの限界
 戦時下の歌謡というと、いまだに「政府や軍部に無理やり作らされ、歌わされたもの」「スローガン的で、退屈で、マーチ調の軍歌ばかり」というイメージが根強い。
 なるほど、そういった抑圧的な側面があったことは事実だ。だが他方で、企業(レコード会社、新聞社など)が営利を求めて企画を立て、クリエーター(作詞家、作曲家など)が活躍の場を求めて音楽を作り、そして大衆が娯楽を求めてそれらを消費した側面もあったことを見逃してはならない。
 「上からの統制」だけでは、戦時下の歌謡を十分に説明できない。それは、企業やクリエーター、大衆の主体性をあまりに軽んじている。かれらはけっして単なる操り人形ではなかった。だからこそ、多種多様なレコードが制作されたのである。】
つづきはこちらから。
http://rekion.dl.ndl.go.jp/ja/ongen_shoukai_15.html