第37回人文機構シンポジウム「この世のキワー自然と超自然のはざま」【ジル・クック、山中由里子、黒川正剛、木場貴俊、小松和彦】(2019年11月23日(土)13:00~16:30、グランフロント大阪北館タワーC8階、要事前申込)

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研究会情報です。

●公式サイトはこちら
https://www.nihu.jp/ja/event/symposium/37

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※申込は上記サイトをご確認ください。

日時:2019年11月23日(土)13:00~16:30
会場: グランフロント大阪北館タワーC8階 ナレッジキャピタル カンファレンスルームタワーC RoomC01+02
グランフロント大阪 北館までの所要時間:JR「大阪駅」(アトリウム広場)より徒歩3分、地下鉄御堂筋線「梅田駅」より徒歩約3分、阪急電鉄「梅田駅」より徒歩約3分
主催:大学共同利用機関法人 人間文化研究機構
後援:文部科学省
参加無料、手話通訳有、要事前申込(定員200名)

【趣旨:
近世以前、ヨーロッパや中東においては、人魚、一角獣といった不可思議だが実在するかもしれない生物や現象は、「驚異」として自然誌の知識の一部とされました。また、東アジアにおいては、奇怪な現象や異様な生物・物体の説明として「怪異」という概念が作りあげられてきました。自然界のどのような現象が「驚異」や「怪異」という超常的なものとして認識され、どのような言説や視覚表象物として表れたのか、背景にどのような自然観があるのか、なぜ特定の事象が広く、永く伝承され続けるのかといった点に注目し、西洋近代的なnatureとしての「自然」という概念そのものを、学際的・多元的視点から捉えなおします。】

プログラム:

13:00 開会 開会の挨拶/平川南(人間文化研究機構 機構長)
13:15 基調講演/ジル・クック(大英博物館 学芸員)
   「人類はなぜモンスターを想像し、造るのか?」
14:00 山中由里子(国立民族学博物館 教授)
   「驚異と怪異と比較を通して見えてきたもの」
14:30 黒川正剛(太成学院大学)
   「ヨーロッパにおける驚異とnature―近世から近代へ」
15:00 休憩
15:15 木場貴俊(国際日本文化研究センター プロジェクト研究員)
   「怪異が生じる場」
15:45 小松和彦(国際日本文化研究センター 所長)
   「妖怪は超自然か?」
16:15 質疑応答
16:30 閉会