ジュンク堂書店 池袋本店・『全訳 男色大鑑〈歌舞伎若衆編〉』(文学通信)刊行記念 染谷智幸×畑中千晶×大竹直子トークイベント「江戸のボーイズラブ&アイドル、熱狂はここから始まった!」(2019年11月08日(金)【19:30開演】、要予約)
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●公式サイトはこちら
https://honto.jp/store/news/detail_041000038808.html?shgcd=HB300
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★入場料はドリンク付きで1000円です。当日、会場の4F喫茶受付でお支払いくださいませ。
※事前のご予約が必要です。1階サービスコーナーもしくはお電話にてご予約承ります。
※トークは特には整理券、ご予約のお控え等をお渡ししておりません。
※ご予約をキャンセルされる場合、ご連絡をお願い致します。(電話:03-5956-6111)
■イベントに関するお問い合わせ、ご予約は下記へお願いいたします。
ジュンク堂書店池袋本店
TEL 03-5956-6111
東京都豊島区南池袋2-15-5
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開催日時:2019年11月08日(金) 19:30~
19:00開場
19:30開始
『全訳 男色大鑑〈歌舞伎若衆編〉』(文学通信)刊行記念
染谷智幸×畑中千晶×大竹直子トークイベント
江戸のボーイズラブ&アイドル、熱狂はここから始まった!
男色のカノン(聖典)とされつつも、近代以降、禁断の書として遠ざけられてきた井原西鶴の『男色大鑑』。
この作品が今回、現代にマッチした新しい訳で、その全貌を現すことになりました。
昨年12月に刊行した『全訳 男色大鑑〈武士編〉』の好評に引き続き〈歌舞伎若衆編〉が刊行されました。
今回、同書の刊行を記念して、トークイベントを開催します。編著者の染谷智幸さん、畑中千晶さんに加え、同書の表紙と挿絵を担当された歴史・BL漫画家の大竹直子さんもお迎えします。
トークのテーマは「江戸のボーイズラブ&アイドル、熱狂はここから始まった!」として、本作品の魅力と〈いま〉がどう切り結ぶかを熱く語っていただきます。
『男色大鑑〈歌舞伎若衆編〉』の魅力は、何と言っても、現代の推しのアイドルやBLと見まごう世界が、その熱狂する心と共に、繰り広げられているところです。
推しが好きすぎて指まで切ってしまう人、死んでからも霊となって推し役者に付きまとう人、全四巻の役者のファンブックを自主制作してしまう人等も登場する〈歌舞伎若衆編〉の世界観も存分に語って頂きます。
加えて、作者西鶴が禁断の掟(おきて)を破って作品内に頻繁に登場。なぜ西鶴は、歌舞伎若衆に入れあげ、自身を作品に登場させるほど熱狂したのか。
さらには、
・『男色大鑑』とはどんな本なのか・江戸時代の男色とは
・『男色大鑑』の現代語訳の苦労と喜び
・古典BLの可能性
なども、時間のある限り、お話しいただこうと思っています。
お楽しみに!
【講師紹介】
●染谷智幸(そめや・ともゆき)
茨城キリスト教大学教授。『西鶴小説論―対照的構造と〈東アジア〉への視座』(翰林書房、2005年)、染谷智幸/畑中千晶編『男色を描く 西鶴のBLコミカライズとアジアの〈性〉』(勉誠出版、2017年)、西鶴研究会編『気楽に江戸奇談!RE:STORY井原西鶴』(笠間書院、2018年)、『日本永代蔵全訳注』(講談社学術文庫、2018年)など。
●畑中千晶(はたなか・ちあき)
敬愛大学教授。『鏡にうつった西鶴 翻訳から新たな読みへ』(おうふう、2009年)、KADOKAWA『男色大鑑』(B's-LOVEY COMICS)の解説(2016年)、染谷智幸/畑中千晶編『男色を描く 西鶴のBLコミカライズとアジアの〈性〉』(勉誠出版、2017年)、
寺田澄江/加藤昌嘉/畑中千晶/緑川眞知子編『源氏物語を書きかえる 翻訳・注釈・翻案』(青簡社、2018年)など。
●大竹直子(おおたけ・なおこ)
漫画家。1993年角川書店よりデビュー。主に日本の歴史・時代物を中心に執筆。著書に「白の無言」(竹書房)「写楽(原作/皆川博子)」「源平紅雪綺譚」「秘すれば花」「しのぶれど」「百々之助☆変化」「阿修羅の契」(小池書院)など。