日本文化とAIシンポジウム2019 〜AIがくずし字を読む時代がやってきた〜(2019年11月11日(月)、一橋大学一橋講堂)※要申し込み
Tweet研究会情報です。
●公式サイトはこちら
http://codh.rois.ac.jp/symposium/japanese-culture-ai-2019/
--------------------
※申し込みは上記公式サイトをご確認ください。
日本では、古典籍・古文書・古記録などの過去の資料(史料)が千年以上も大切に受け継がれており、数億点規模という、世界でも稀にみる大量の資料が現存しています。ところが、現代のほとんどの日本人は「くずし字」で書かれた過去の資料を読めなくなっており、大量のくずし字をどう読み解くかが喫緊の重要な課題となっています。そこで本シンポジウムは、AI(人工知能)を活用してくずし字を読み解く研究の、過去・現在から未来までを議論し、世界に広がるくずし字研究の最前線をご紹介します。
基本情報
日時 2019年11月11日(月) 10:00〜17:45(9:30開場)
会場 一橋講堂
東京都千代田区一ツ橋2丁目1-2 学術総合センター2F
参加費 無料
参加申込 申込ページから事前登録をお願いします。
なお定員を越えた場合は申込を途中で打ち切る場合がありますので、お早めにお申し込み下さい。
言語 日本語、一部英語(日本語同時通訳あり)
プログラム
9:30 開場
10:00-10:10 開会挨拶 北本 朝展(ROIS-DS人文学オープンデータ共同利用センター/国立情報学研究所)
セッション1-日本の文字文化とAI
10:10-10:35 木簡情報のオープンデータ化と文字画像DB連携の強化 馬場 基(奈良文化財研究所)
10:35-11:00 東京大学史料編纂所における字形データの蓄積経緯と花押データへの展開 井上 聡(東京大学史料編纂所)
11:00-11:25 新たな検索機能提供のための調査研究活動―次世代デジタルライブラリーを中心とした近年の取組紹介― 青池 亨(国立国会図書館電子情報部電子情報企画課次世代システム開発研究室)
11:25-11:50 市民参加とAI―「みんなで翻刻」開発者の立場から 橋本 雄太(国立歴史民俗博物館)
11:50-13:10 昼食休憩/講演者によるデモンストレーション
基調講演-AIによるくずし字認識の展望
13:15-13:50 文字認識研究の過去・現在・未来 内田 誠一(九州大学大学院システム情報科学研究院)
13:50-14:25 過去からの挑戦状-くずし字認識の未来- 佐々木 孝浩(慶應義塾大学附属研究所斯道文庫)
セッション2-くずし字データセット100万文字公開とデジタル人文学研究
14:25-14:40 NIJL-NWプロジェクトとくずし字データセット 山本 和明(国文学研究資料館)
14:40-14:55 デジタル人文学研究とAIくずし字認識 北本 朝展(ROIS-DS人文学オープンデータ共同利用センター/国立情報学研究所)
14:55-15:25 休憩/講演者によるデモンストレーション
セッション3-Kaggleコンペティション
15:25-15:40 世界中のアイデアを集めるくずし字コンペの開催 カラーヌワット・タリン(ROIS-DS人文学オープンデータ共同利用センター/国立情報学研究所)
15:40-16:00 世界中のAI研究者がくずし字に挑んだ結果 Alex Lamb(モントリオール大学MILA)ほか(調整中)
セッション4-Kaggle授賞式、Kaggle入賞者講演、ディスカッション
- Kaggleコンペ授賞式、祝辞 ロバート・キャンベル(国文学研究資料館) 喜連川 優(国立情報学研究所)
- Kaggleコンペ入賞者講演 コンペ終了後に決定
- ディスカッション 調整中
17:40-17:45 閉会挨拶 調整中