秋季企画展:武雄×津山交流展示 日本を動かす!-武雄の蘭学-【記念講演会:川副義敦氏(武雄市図書館・歴史資料館 歴史資料専門官)10月5日(土)13時半〜】(令和元年10月5日(土)~11月4日(月・休)、津山洋学資料館)
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●公式サイトはこちら
http://www.tsuyama-yougaku.jp/gyoujiyotei.html
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〈武雄×津山交流展示 〉
日本を動かす!-武雄の蘭学-
会期:令和元年10月5日(土)~11月4日(月・休)
会場:津山洋学資料館 企画展示室(津山市西新町5)
■佐賀県の西部に位置する武雄は、江戸時代、佐賀藩に属し藩の請役(家老)などを勤めた武雄鍋島家によって治められていました。江戸時代後期の武雄領主 鍋島茂義は、長崎警備を担当した際にオランダ船を訪問し、西洋の進んだ科学力を目にしたと伝えられます。積極的に西洋の文物収集して蘭学研究を推進し、西洋砲術の習得、大砲鋳造、蒸気船建造などに取り組みました。
佐賀藩の藩主鍋島直正は、武雄の行った砲術訓練を見て、藩に西洋砲術を導入することを決意します。これにより、佐賀藩は急速な近代化に成功し、幕末維新期での活躍につながりました。武雄で培われた科学技術力が、まさに「日本を動かす」力となったのです。
武雄には、茂義が収集した西洋の文物や蘭学研究に関する2,200点を超える資料が伝来しており、一括して国の重要文化財に指定されています。本展では、蘭学(洋学)という共通の歴史を持つ武雄と津山の交流展示として、武雄市の所蔵する貴重な資料を借用・展示し、武雄の蘭学についてご紹介します。
〈秋季企画展記念講演会〉
佐賀藩武雄領の洋学とその背景
講師:武雄市図書館・歴史資料館 歴史資料専門官 川副義敦 先生
会期:令和元年10月5日(土)午後1時30分~3時
会場:津山洋学資料館 GENPOホール(津山市西新町5)
※入場無料・事前申し込み不要。直接会場へお越しください。