早稲田大学 総合人文科学研究センター:公開研究会「障害理論とクィア理論」(2019年10月8日(火)、早稲田大学戸山キャンパス 33号館1階132号室)

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研究会情報です。

●公式サイトはこちら
https://www.waseda.jp/flas/rilas/news/2019/09/25/6514/

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公開研究会 障害理論とクィア理論

日時:2019年10月8日(火)18:15~20:30
場所:早稲田大学戸山キャンパス 33号館1階132号室
報告:

榊原賢二郎(東京大学大学院総合文化研究科 助教)
飯野由里子(東京大学大学院教育学研究科 特任助教)
井芹真紀子(国際基督教大学ジェンダー研究センター研究員)
司会・コーディネーター:森山至貴(文学学術院准教授・ボーダー研研究員)

障害学およびクィア・スタディーズは、それぞれ障害および性の多様性を考察の中心としつつ、差別、社会運動、権利、尊厳、身体、アイデンティティなどの共通のトピックについて研究をおこなってきた。くわえて2000年代以降、障害学とクィア・スタディーズのあいだの距離が縮まるにとどまらず、積極的な相互浸透がなされることによっていくつもの重要な洞察が得られている。
そこで本研究会では、障害学とクィア・スタディーズのあいだの境界を捉え返すために、両分野の第一線でご活躍の研究者をお呼びして公開研究会をおこなう。とりわけ、両分野における「理論」に着目することで、私たちの閉ざされた思考を刷新し、現実に思いもよらない仕方で介入する学問の「旨味」について考えたい。

18:15~18:25 趣旨説明(森山至貴)
18:25~18:45 損傷の可塑的境界:疾患分類における加除についての試論(榊原賢二郎)
18:45~19:05 「障害の社会モデル」のポテンシャルを広げる:クィア理論からの問いかけ(飯野由里子)
19:05~19:25 「バッド・ロマンス」に抗して:「病む」身体と境界線の政治(井芹真紀子)
19:25~19:40 休憩
19:40~20:30 登壇者による討議、および質疑応答

入場無料・事前予約不要 (学内外のどなたでも参加できます)
参加にあたり特別な配慮が必要な方は事前にご相談ください。