全国大学国語国文学会 第119回大会[テーマ 日本を紡ぐ歌謡―次世代への提言として](令和元年度夏季大会)(令和元年(2019)年6月29日(土)、30日(日)、二松學舎大学1号館中州記念講堂(九段キャンパス)(1日目) 二松學舎大学1号館401・403教室(九段キャンパス)(2日目))

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研究会情報です。

●公式サイトはこちら
http://www.nacos.com/kokubun/taikai.html#119

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日にち 令和元年(2019)年6月29日(土)、30日(日)
会場 二松學舎大学1号館中州記念講堂(九段キャンパス)(1日目)
二松學舎大学1号館401・403教室(九段キャンパス)(2日目)
交通 地下鉄東西線・半蔵門線・都営新宿線「九段下」駅下車、2番出口より徒歩8分
地下鉄半蔵門線「半蔵門」駅下車、5番出口より徒歩10分
JR中央線(総武線)、地下鉄有楽町線、東西線、南北線「飯田橋」駅下車、徒歩15分
JR中央線(総武線)、地下鉄有楽町線、南北線、都営新宿線「市ヶ谷」駅下車、徒歩15分

1日目

[テーマ 日本を紡ぐ歌謡―次世代への提言として]
【AIが社会の形を決めるようになった日本。そこに住まう我々は今後どのようにあるべきなのか。
古代から日本人が営々と紡いできた歌謡。それは、広く文学・芸能の諸分野に及んで日本の「心」を託してきた。そこで本シンポジウムでは歌謡をテーマの主軸に置き、日本という国を再発見するとともに、真の豊かさや生きるための思考力とは何かを問い直して、次世代へ一提言を諮ります。】

コーディネーター/
二松學舎大学教授 原 由来恵

13:40~15:10 講演
「歌のこころ」
本学学会会長 中西 進


「詩のこころ」
二松學舍大学名誉教授/お茶の水女子大学名誉教授/二松學舍大学顧問 佐藤 保

15:40~17:00 講演・実演・提言
「詩歌と舞楽」
二松學舍大学教授 磯 水絵


「詩歌と狂言」
能楽師狂言方大藏流 大藏吉次郎

15:45~17:00 ディスカッション「提言に向けて」―講演登壇者とともに―
17:30~ 懇親会

2日目

研究発表大会(10:00~15:20)

午前の部

A会場 401教室

万葉集と漢字表記
―中国トン族の漢字表記の方法から考える―
國學院大學兼任講師 曹 咏梅
司会/東洋大学教授 菊地 義裕

『万葉集』における「歌曰」の意義
―〈歌〉が持つ真意伝達の形式について―
奈良県立万葉文化館主任研究員 大谷 歩
司会/日本大学教授 野口 恵子

大伴家持における賢臣と立名
―「慕振勇士之名歌」 をめぐって―
創価大学講師 鈴木 道代
司会/二松學舎大学教授 塩沢 一平

B会場 403教室

本居宣長の〈もののあはれ〉論と明清詩学
―東アジア詩学の対立的構造について―
辰巳 正明
司会/群馬県立女子大学 安保 博史

『琉球新報』 をめぐる明治末年の投稿記事
―「月曜よみもの」という企画欄―
蘭州大学外国語学院講師 柳井 貴士
司会/神戸女学院大学准教授 笹尾 佳代

内田不知庵訳『小説/罪と罰』の表現空間
―「化了」する翻訳―
千葉工業大学工学部教育センター准教授 大貫 俊彦
司会/神戸女学院大学准教授 笹尾 佳代

12:10~13:10 休憩

13:10~15:20 午後の部
A会場 401教室

落葉を拾う夕霧
―柏木の物語と夕霧の物語とのあわい―
國學院大學兼任講師 嶋田 龍司
司会/早稲田大学教授 福家 俊幸

『源氏物語』若菜下巻朱雀院の五十賀の試楽
―藤原穏子五十賀准拠の視座から―
國學院大學大学院 山本 夏希
司会/早稲田大学教授 福家 俊幸

催馬楽と女性
―内教坊の奏する唐楽〈催馬楽〉について―
日本学術振興会特別研究員 本塚 亘
司会/桃源文庫 上原 作和

B会場 403教室

江戸川乱歩と冷戦
―空飛ぶ円盤ブームのなかの『宇宙怪人』を視座として―
早稲田大学大学院 柿原 和宏
司会/東京学芸大学准教授 疋田 雅昭

手帳は何を愛していたのか
―福永武彦 『草の花』 の構成と欲望―
明治大学大学院 木下 幸太
司会/東京学芸大学准教授 疋田 雅昭

成長物語の解体と再構成
―吉田とし『小説の書き方 一子の創作ノート』論―
早稲田大学大学院 原 みなと
司会/明治大学教授 生方 智子

15:30~16:15 総会・授賞式
A会場 401教室
・総会
・授賞式(学会賞/『文学・語学』賞/研究発表奨励賞)
・閉会の辞
二松學舍大学教授 原 由来恵
16:30~17:30 新代表委員会
1号館11階会議室
*常任委員会からの引継ぎを含みます。