慶應義塾大学アート・センター(KUAC)「本の虫・本の鬼 2019年度センチュリー文化財団寄託品展覧会・特殊文庫連携展示」(2019年6月3日 [月] 〜6月28日 [金]、第一会場:慶應義塾図書館展示室 [三田] 第二会場:慶應義塾大学アート・スペース)

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展示会情報です。

●公式サイトはこちら
http://www.art-c.keio.ac.jp/news-events/event-archive/century2019/

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【書物と、それに取り憑かれた人々との関わり合いを、「集散する書物」「善本への希求」「出版への執念」という三つの視点から見ていきます。同時期に金沢文庫・五島美術館・静嘉堂文庫・東洋文庫でも書物に関する展示を行います。】

【展覧会概要
蔵書家―書物を集める人―とはいかなる存在か。この展覧会では、書物の収集・研究・公開に尽力した人々の軌跡をたどります。
 古代・中世においては、権力者や代々の学者・学僧あるいは寺院など、書物を集める人や場所はかなり限定されていましたが、近世に入ると、出版文化の興隆に伴ってさまざまな蔵書家が現れます。近代に入り、明治維新と廃仏毀釈、関東大震災、第二次世界大戦など、社会の変動や混乱のなかでも、その伝統は受け継がれ、現代に続いています。
 第一部「集散する書物」では、近世初期の大名や学者に始まり、現代の研究者に至るまで、バラエティに富んだ蔵書家の横顔をその旧蔵書とともに紹介します。
 第二部「善本への希求」では、江戸時代後半に始まる考証学・書誌学、昭和に入って花開く国文学などの学問の展開とともに、より良いテキストを求めた学者の営みを、その蔵書を通じて探ります。
 第三部「出版への執念」では、学問の進歩のため、また書物の隠滅を防ぐため、善本の影印・翻刻による普及に努めた人々の活動を、その出版物や原稿とともにお見せします。
 この展覧会を通して、書物に関わった人々の学問に対する真摯な態度と、その背後にある日本や中国の文化に対する深い敬愛の念を感じて頂ければ幸いです。】

----ゲリラ展示----
★図書展示会のお知らせ★

題目 本の探偵--『経籍訪古志』著録書のゆくえ

日時 6月7日(金)10時30分〜16時30分

場所 慶応大学三田キャンパス 研究室棟1階AB会議室

澁江全善・森立之著『経籍訪古志』に著録されている書籍及びその関連資料約30点を展示します。展示書の解説は会場で佐藤道生・堀川貴司が随時行ないます。お時間のある方は是非お立ち寄り下さい。
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日時
第一会場:慶應義塾図書館展示室 [三田]
2019年6月3日 [月] 〜6月28日 [金]
9:00 - 18:20(土曜日は9:00 - 16:50)
日曜休館

第二会場:慶應義塾大学アート・スペース
2019年6月3日 [月] 〜6月28日 [金]
10:00 - 17:00
土・日休館

場所
第一会場:慶應義塾図書館展示室 [三田]
東京都港区三田2-15-45 慶應義塾大学キャンパス内

第二会場:慶應義塾大学アート・スペース
東京都港区三田2-15-45 慶應義塾大学南別館

対象
どなたでもご覧いただけます

費用
入場無料

お問い合わせ
慶應義塾大学附属研究所斯道文庫
03-5427-1582
http://www.sido.keio.ac.jp/

慶應義塾大学アート・センター
03-5427-1621
http://www.art-c.keio.ac.jp/