日本言語学会第158回大会(2019年6月22日(土)・23日(日)、一橋大学(東京都国立市))

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研究会情報です。

●公式サイトはこちら
http://www.ls-japan.org/modules/documents/index.php?cat_id=30

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大会プログラム(PDF版)1.50MB
http://www.ls-japan.org/modules/news/news_doc/program-lsj158.pdf

期日:2019年6月22日(土)・23日(日)
会場:一橋大学(東京都国立市)

会長:田窪行則
大会運営委員長:山越康裕
大会実行委員長:庵 功雄

●公開シンポジウム(6月23日)
「アスペクト研究の新しい視座としての「テイル」研究―日本語学から一般言語学への貢献―」

 日本語学におけるアスペクト研究の中心は「テイル」に関するものである。これに関しては、工藤(1995)を一つのまとまりとする、「テイル・スル」の対立関係からテイルを位置づけるアスペクト研究の流れが注目されている。しかし、この結論についてこれまで十分に議論されてきたとは言えない。また、アスペクト研究には多様な側面があり、一般言語学的観点も含めて改めて検討する必要がある。本シンポジウムでは、こうした観点を踏まえ、「テイル」に関する新しいアプローチを紹介するとともに、その一般言語学への貢献についても考えたい。

<司会>
 庵 功雄(一橋大学)
<登壇者>
 庵 功雄(一橋大学) 趣旨説明
 森山卓郎(早稲田大学)「事態のアスペクチュアルな意味と「テイル」」
 定延利之(京都大学) 「エビデンシャリティから見た「テイル」」
 庵 功雄(一橋大学) 「日本語教育文法から見た「テイル」」
 指定討論者:岩本遠億(神田外語大学)