群馬県立女子大学 第37回群馬学連続シンポジウム 『新田源氏研究の最前線 -ぐんま源氏ブランドの潮流-』(平成31年5月11日(土)13時~16時、玉村町文化センター 大ホール(群馬県佐波郡玉村町福島325))

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研究会情報です。

●公式サイトはこちら
https://www.gpwu.ac.jp/info/2019/04/37.html

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【『上毛かるた』に「歴史に名高い」と詠まれる新田義貞は、群馬県で最も有名な歴史上の人物です。群馬県人は新田義貞のことを、「鎌倉幕府を倒した源氏の嫡流」と顕彰する一方で、「足利の後塵を拝した愚直な武将」と惜しむ心性を少なからずもつが、それは歴史の断片を捉えたに過ぎません。そもそも、「歴史に名高い」の意味は、それが詠まれた70年前と現在とで、はたして同じなのでしょうか。
 本シンポジウムでは、「新田源氏の名門意識が700年の武家社会の中で生き続けたのはなぜか」ということについて、一線の研究者から最新の知見を引き出すとともに、新田源氏のブランド力の意味と価値について県民と意見を交わし、群馬の文化的ポテンシャルの発見とその活用を展望します。
 なお、本シンポジウムは群馬県立歴史博物館との共催として、同館開館40周年記念・第98回企画展「大新田氏展」(4月27日から6月16日まで)の関連事業として開催します。 】

〇開催日時
 平成31年5月11日(土)13時~16時


〇会場
 玉村町文化センター 大ホール(群馬県佐波郡玉村町福島325)
 ※今回の会場は女子大学ではありません。ご注意ください。
  なお、駐車台数の都合から、当日は詰め込み駐車をお願いすることになりますので、ご了承ください。

〇次第

 あいさつ

  群馬県立女子大学 学長 小林 良江

 第一部 講演

  (1)『鎌倉・南北朝期の武家社会における「源氏嫡流」意識』

         国立歴史民俗博物館 准教授 田中 大喜

  (2)『徳川家康の源氏公称・改姓と「新田源氏」意識』

         皇學館大学 教授 岡野 友彦

 第二部 パネルディスカッション

  「新田源氏とは何だったのか ―日本史と地域史における-」

    パネリスト:田中 大喜

            岡野 友彦

            須藤 聡(群馬県立文書館 指導主事)

            森田 真一(群馬県立歴史博物館 主幹(学芸員))

    コーディネーター:簗瀬 大輔(群馬県立女子大学 准教授)