國學院大學博物館 企画展「和歌万華鏡―万葉集から折口信夫まで―」(平成31(2019)年4月27日(土)~6月23日(日))

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展示会情報です。

●公式サイトはこちら
http://museum.kokugakuin.ac.jp/special_exhibition/detail/2019_waka.html

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企画展「和歌万華鏡―万葉集から折口信夫まで―」
会期:平成31(2019)年4月27日(土)~6月23日(日)
[前期:4月27日(土)~5月26日(日)]
[後期:5月28日(火)~6月23日(日)]

主な展示資料
・『古今和歌集』 建長八年寂恵奥書本
・『金葉和歌集』 伝藤原為家筆本 (国指定 重要文化財)
・『新古今和歌集』 伝源親行筆本
・『風葉集抜書』
・『源氏物語』 花宴
・伏見天皇宸筆御和歌集断簡
・『古今集遠鏡』 本居宣長自筆本
・折口信夫 和歌関連資料
など

【花が咲けば嬉しく、散れば悲しい。月を見れば
 恋しい人を思い、暁になれば逢えないことを歎く。

花鳥風月に美しさや懐かしさ、恋しさを感じる心は、人に自然と備わったものかのように思えます。しかし、そのじつは先人たちが守り伝えた日本文化によって醸成されてきました。この我々の感情を作りだした文化の一翼を担ったのが和歌です。和歌の文化は、詠む、書く、学ぶ、という行為により生成・展開され、世々の歌人によって連綿と伝えられてきました。
 本展示では、古代から近代に至るまでの歌書を通して、和歌の魅力を再発見していきます。歌書の書体の流麗さや雅やかな装釘からは、当時の和歌に対する想いが伝わってきます。ただし、その魅力は時代や人により様相を異にし、通り一辺倒のものではありません。また、光の当て方が変われば、違う魅力も見えてきます。
〈万華鏡〉のように輝く和歌文化のありさまをお目にかけます。】

■講演会
企画展「和歌万華鏡」講演会
「折口信夫から万葉集へ」
講師:辰巳正明(國學院大學名誉教授)
日時:5月11日(土)14:00~15:00
会場:國學院大學 渋谷キャンパス 常磐松ホール
定員:250名(事前申込制・先着順) [4月1日より申込受付開始]
参加費:無料