奈良市史料保存館 企画展示 奈良の墨‐伝統産業の近代(平成30年10月10日(水)~平成31年1月6日(日))
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http://www.city.nara.lg.jp/www/contents/1535268444174/index.html
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【奈良の墨作りは、室町時代に興福寺で作られたことに始まるといわれ、今日でも奈良の伝統産業、工芸品として知られています。特に江戸時代には毎年幕府へも献上され、奈良は全国に知られた有数の墨の生産地でした。
明治維新の後、日本が近代国家へと脱皮を図る中で、中世以来の伝統を誇る奈良の製墨業も品質向上や販売先の開拓などに努め、新たな時代に適応した産業の姿を模索します。
今回の展示では、奈良市内の老舗製墨店を営んでいた旧家に伝えられた古文書などによって、近代における奈良の製墨の動向の一端を紹介します。「明治150年」の今年、今日でも奈良を代表する伝統産業、伝統工芸品である「奈良墨」のあまり知られていない明治以降の歩みを知っていただきたいと思います。 】
【 期間 】 平成30年10月10日(水)~平成31年1月6日(日)
[休館] 月曜日、12月25日(火)(祝日は開館)、年末年始(12月29日~1月3日)
【 時間 】 午前9時~午後5時 (入館は午後4時30分まで)
【 入館料 】 無料
【 主な展示品 】 ・墨職規定書之事 嘉永6年(1853)
・大和名勝豪商案内記 明治17年(1884)
・日英博覧会賞状 明治43年(1910)
・大日本製墨株式会社 設立趣意書 大正9年(1920) (初展示)
・大日本製墨株式会社 見取図 昭和7年(1932) (初展示)
【 展示解説 】 館員の展示解説を、史料保存館で期間中2回行います。申込は不要です。
11月10日(土) 午後1時半~
12月18日(火) 午後1時半~ 約30分の予定です。