国際日本文化研究センター共同研究 「投企する古典性―視覚/大衆/現代」平成30年度・第2回共同研究会(平成30年7月28日(土)、29日(日)、日文研・第5共同研究室、研究者対象・要申し込み)

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研究会情報です。

●公式サイトはこちら
http://ryufu2.blog.fc2.com/blog-entry-1336.html

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【 過日、大阪を中心に大きな地震がありました。また西日本を中心に豪雨に見舞われました。
被害に遭われた皆様には、衷心よりお見舞い申し上げます。
また、京都は、依然、猛暑の中にあり、祇園祭にも影響が出ています。

 いまだ騒然とした慌ただしさの残る中、恐縮ですが、30年度第2回共同研究会開催のご案内を申し上げます。 
今回は、4人の発表者をお迎えして、ご発表いただきます。震災復興と伝統芸能、春本の流布と享受、伊曾保物語の絵画化、近代日中の図書館形成と図書分類をめぐる問題など、「投企する古典性―視覚/大衆/現代」という問いかけに相応しく、きわめて興味深く、多様なテーマについてのご報告です。活発な議論の展開を期待しております。

本研究会も定例としては最終年度を迎えております。日文研・基幹研究プロジェクトの大衆文化プロジェクト(http://taishu-bunka2.rspace.nichibun.ac.jp/)の活動や研究会の今後、また研究の取りまとめにつきましても、引き続き情報・意見交換をいたしたく存じます。万障繰り合わせの上、よろしくご参集ください。】

日時:平成30年7月28日(土)、29日(日)
場所:日文研・第5共同研究室

●7月28日(土)
13:30~14:00
事務手続き・諸連絡・本研究プロジェクトについての打ち合わせ

14:00~15:30
・研究発表1:深谷大(早稲田大学演劇博物館招聘研究員)
 「浄瑠璃と歌謡」(仮題)で〈コーヒーブレイク〉

16:00~17:30
・研究発表2:板坂則子(専修大学・日文研)
「艶書往来『文のはやし』攷―最も読まれた春本に見る実用性と娯楽性」
17:30~
総合討議

18:30~懇親会(予定)

●7月29日(日)
9:30~11:00
・研究発表3:ローレンス・マルソー(オークランド大学・日文研)
「『伊曽保物語』―翻案、図像、古典性―」
〈コーヒーブレイク〉

11:15~12:45
・研究発表4:河野貴美子(早稲田大学)
「近代日中の図書館形成及び図書分類から考える古典研究の問題と可能性」

12:45~13:00
総合討議