「近代日本の日記文化と自己表象」第17回研究会(2018年7月15日(日)13:30-17:40、明治学院大学白金キャンパス本館9階、92会議室)

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研究会情報です。

●公式サイトはこちら
http://diaryculture.com/2018/06/17/17thmeeting/

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「近代日本の日記文化と自己表象」第17回研究会

【開催日時】
 2018年7月15日(日) 13:30-17:40

【開催場所】
 明治学院大学白金キャンパス本館9階、92会議室

【研究会次第】
1. 報告事項(13:30-14:20)
「『戦場』と『銃後』の日記資料データベース」の進捗報告
新著『時代を駆ける2 吉田得子日記戦後編1946-1974』のご案内
新著『堀江芳介壬午軍乱日記』のご案内
「女性の日記から学ぶ会」22周年のつどい(7月7日開催)参加報告
旧制高等学校記念館・第23回夏期教育セミナーのご案内
シンポジウム「日記から読み解く高度成長期日本民衆の意識と行動」(10月20日開催)のご案内
【新資料】多声響く......学級日誌のご紹介

2. 研究発表(14:30-17:40)
「中原中也の日記と詩作――長男文也との『生活』」(根来由紀、立教大学大学院)
「現代日本における日記文化研究の社会学的転回:〈日記メディア〉と〈日記行為〉という視点から」(山守伸也、関西大学等非常勤講師)

※会の終了後、希望者は懇親会へ

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【今回のご報告は、根来由紀さん(立教大学大学院)と山守伸也さん(関西大学等非常勤講師)にお願いすることができました。

根来さんはこれまでずっと、研究会当日の運営を支えてくださいました。
今回はいよいよご報告でも会を盛り上げてくださいます。
中原中也の長男である文也の誕生から死去までの日記を中心に、
同時期に書かれた詩との比較分析をして下さるとのことです。

山守さんには、『日記文化から近代日本を問う』の出版後にご連絡をくださったことが縁となり、
今回のご報告をご快諾いただきました。
山守さんは博士論文で日記論を扱われています:
https://kuir.jm.kansai-u.ac.jp/dspace/handle/10112/9040
https://kuir.jm.kansai-u.ac.jp/dspace/handle/10112/8659

今回はこの博士論文での議論をベースに、『日記文化から近代日本を問う』の「総論」の議論との接続を試みて下さるとのことです。広く日記文化研究のあり方や可能性について議論できるようとのご配慮を頂きました。ありがたいことです。

当日は、8月中旬の「日記の館」(長野県東筑摩郡筑北村)開館イベントのご案内や、
「『戦場』と『銃後』の日記資料データベース」の進捗報告などもいたします。
また、今年度の今後の計画とも関わることですが、
「女性の日記から学ぶ会」の島利栄子さん、西村榮雄さんが、あいついで新著をご出版されました。
『時代を駆ける2 吉田得子日記戦後編1946-1974』、『堀江芳介壬午軍乱日記』です。
両方とも、みずのわ出版からの刊行です:http://d.hatena.ne.jp/mizunowa/
この二冊についても、ご案内をする予定です。

 研究会はどなたでもご参加いただけますが、会場の都合と資料の部数確保のため、お手数ですが事前に下記アドレスまでご連絡頂ければ幸いです:nikkiken.modernjapan(アットマーク)gmail.com(代表:田中祐介・明治学院大学)
みなさまぜひ奮ってご参加ください。】