国文学研究資料館 国際シンポジウム「仮名・ものがたり・随想――江戸の〈知〉の展開――」(2018年4月20日(金)13:30~17:30 (開場:13:00)、国文学研究資料館2F オリエンテーション室)
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●公式サイトはこちら
http://www.nijl.ac.jp/pages/cijproject/images/20180420_sympo_Poster.pdf
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【室町から江戸へと連なる17世紀の散文文芸の種々相を、表記(仮名)・様式(ものがたり)・内実(随想)に基づいて地続きのものとして捕捉し、そこに底流するさまざまな〈知〉の展開を時代に即して追跡します。「御伽草子」「仮名草子」「浮世草子」といった文学史の概念を一方に睨みながらも、自在かつ長い射程で作品とその背後に揺曳する〈意識〉を探索し、その時代の作品群が有していた諸問題に試探を入れます。〈雅俗〉や〈和漢〉に留まらず、仏教と文芸、教訓と滑稽、写本と刊本、絵入り本、上方と江戸など、多様な位相の差異性にも留意します。 】
国際シンポジウム「仮名・ものがたり・随想――江戸の〈知〉の展開――」開催のご案内
■日時 2018年4月20日(金)13:30~17:30 (開場:13:00)
■場所 国文学研究資料館2F オリエンテーション室
■プログラム
13:30~13:40 挨拶
ロバート キャンベル(国文学研究資料館長)
13:40~13:50
コーディネーター 神作研一(国文学研究資料館教授)
13:50~14:20
「仮名法語が伝えた中世の禅思想―夢窓と大燈の思想的な特徴を中心に」
ダヴァン ディディエ(国文学研究資料館准教授)
14:20~14:50
「物語草子と仮名法語」
恋田知子(国文学研究資料館准教授)
14:50~15:20
コメント及び質疑応答
ディスカッサント 入口敦志(国文学研究資料館教授)
15:20~15:50 (休憩)
15:50~16:20
「知的空間としての『男色大鑑』」
畑中千晶(敬愛大学教授)
16:20~16:50
「西鶴作品と随想の関係について ― 町人ものを中心に」
ダニエル ストリューヴ(パリ・ディドロ大学教授)
16:50~17:20
コメント及び質疑応答 ディスカッサント 川平敏文(九州大学准教授)
17:20~17:30
閉会のことば
谷川惠一 (国文学研究資料館古典籍共同研究事業センター長)
■主 催 国文学研究資料館
(問い合わせ先)古典籍共同研究事業センター事務室 古典籍共同研究係
TEL: 050(5533)2988 FAX: 042(526)8883
e‐mail: cijinfo@nijl.ac.jp
◆同時開催:国文学研究資料館展示室 特設コーナー:「江戸の人々が見た禅」
会期:平成30年3月15日(木)~5月8日(火)
https://www.nijl.ac.jp/pages/event/exhibition/2017/zenn.html
■共催
歴史的典籍NW事業国際共同研究「中近世日本における知の交通の総合研究」(代表:ダヴァン・ディディエ/2018~20年度)
日本学術振興会科学研究費基盤研究(A)「日本古典籍における表記情報学の発展的研究」(代表:今西祐一郎)