異類の会・幕張本郷猛氏「少年少女雑誌・児童書における妖怪記事の基礎知識」(2018年3月31日(土)14時、青山学院大学総研ビル(14号館)5階 14502教室)

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研究会情報です。

●公式サイトはこちら
http://irui.zoku-sei.com/予告/少年少女雑誌・児童書における妖怪記事の基礎知識(3月31日開催)

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日時:3月31日(土)14時
会場:青山学院大学総研ビル(14号館)5階 14502教室

発表者:幕張本郷猛氏
タイトル:少年少女雑誌・児童書における妖怪記事の基礎知識

【要旨:
活動期間の長さ、影響度から見て、水木しげるが児童向け妖怪研究の頂点に君臨することを否定はしない。
マスコミに取り上げられる機会が、同時代の作家と比して抜群に多く、現在も書店で入手が可能な「大作家」である。
一方、その水木に多大な影響を与えた作家達が、インターネット上ではB級扱いとなっていたり、存在そのものが無視されている現状がある。

じゅぼっこ、首かじり、がしゃどくろ、さかさ男を生み出した斎藤守弘。
バックベアードを紹介した北川幸比古。
単行本は立て続けに復刊となったが、佐藤有文の顧みられない妖怪記事。
悪魔=秋吉巒の組み合わせを佐藤有文より前に成し遂げた間羊太郎。
少ない妖怪記事のなかで悪魔の炎を放射した中岡俊哉。
何がなんだか解らないがとにかく凄い木島話和雄。

埋もれてしまった作家の活動に焦点を当てながら、決して水木一強ではなかった少年雑誌の妖怪記事を今一度、振り返ってみたい。】


以上。
来聴歓迎。
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