国立国語研究所シンポジウム「日常会話コーパス」III(2018年3月19日(月)13:00-17:00、国立国語研究所 講堂(2階))
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●公式サイトはこちら
http://pj.ninjal.ac.jp/conversation/event/sympo3.html
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【このシンポジウムでは、口頭発表、ポスター発表に加え、2018年12月ごろに予定している 『日本語日常会話コーパス』のモニター公開データのデモンストレーションを行います。 是非ご参加ください。
同日の午前中には、初心者を対象とするコーパス講習会も開催します。】
※詳細は上記サイトにてご確認ください。
プログラム
13:00-13:05 開会挨拶
13:05-13:30 口頭発表1 片岡邦好(愛知大学)
「日常会話コーパスを用いた相互行為分析:引用と身体」
13:30-13:55 口頭発表2 佐野真一郎(慶應義塾大学)
「自然発話における単音・促音の持続時間変異 ―最小対、対立保持、情報性の観点から―」
14:00-16:00 ポスター発表・デモンストレーション
16:10-16:35 口頭発表3 村井源(はこだて未来大学)
「⼩説における会話⽂体の基本パターンと性別・年齢層による変化」
16:35-17:00 口頭発表4 山本真理(関西学院大学)
「会話における聴き手反応の分析(仮)」
ポスター発表 ※仮タイトルを含みます
入江さやか・金明哲「年代別・性別による音韻融合形「ちゃ・じゃ・きゃ・にゃ・りゃ」の使用状況」 遠藤智子「参与構造の創発に関わる諸要因の整理に向けて」
黒嶋智美「確認活動における「見え」の帰属と基盤的構造についての考察」
呉青青「「からかい」連鎖における繰り返し」
坂井田瑠衣「日常的活動に埋め込まれた会話場の再編」
三条凪・菊池英明「大規模日常会話コーパスを用いた日常会話における話題転換構造の分析」
杉浦秀行「物語りに対する受け手間のやり取りが「見られる」こと」
高梨克也「参与の次の問い:成員性と関与」」
伝康晴「日常会話における「と文末」」
秦かおり「日常会話コーパスにみる大人と子供の相互行為:参与構造の創発と動的プロセスをみる」
服部匡「「~テございます」の歴史 ―「~テあります」「~テいます(おります)」との対応関係―」
林誠・細田由利・森本郁代 「修復の前置き(repair preface)としての「てゆうか」」
早野薫「保育士−保護者インタラクションにおける報告の組織」
増田将伸「副詞「もう」による強調の表示についての予備的考察」
丸山岳彦「『昭和話し言葉コーパス』の構築(2): その進捗状況と問題点」
安井永子「子どもがいる場の相互行為における複数の関与の管理」
横森大輔「会話におけるトラブルへの言及と発話フォーマット」
柏野和佳子「フォーマルな話し言葉に現れやすい書き言葉的な語」
山口昌也「国会会議録における言語表現の時間的変化の予備的分析 ―衆議院本会議を対象に―」
山崎誠「翻訳小説における会話文の語彙的特徴」
天谷晴香「日常的な共同活動に伴う会話における話題の挿入と説明の再開」
居關友里子・伝康晴「二段階発話連鎖アノテーション:意味・語用論と相互行為」
臼田泰如「演技は参与枠組になにを引き起こすのか」
川端良子「会話における「そうしたら」と「そうすると」の使用動機」
田嶋明日香「小説の発話者と語の文体的特徴」
デモンストレーション
2018年12月ごろに予定している『日本語日常会話コーパス』 のモニター公開データのデモンストレーションを行います。 公開対象となるのは、50時間の会話の映像・音声・転記テキスト・短単位情報です。 デモンストレーションでは、実際に公開する映像・音声を視聴することができます。 また現時点で確定している公開情報についてもお知らせします。