福岡市文学館文学講座・赤煉瓦夜話第74夜「世にも不思議な「童話の里」はなし」 講師:金成妍(キム・ソンヨン)(久留島武彦記念館館長)(2018年02月15日 18:30〜 20:00、要事前申し込み)

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講演会情報です。

●公式サイトはこちら
http://toshokan.city.fukuoka.lg.jp/events/detail/1336

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開催日時
2018年02月15日
18:30 〜 20:00
施設 福岡市文学館
開催場所 福岡市文学館(福岡市赤煉瓦文化館1階展示室) 福岡市中央区天神1-15-30
事前申込み 要事前申し込み
費用 無料

【74夜は、知られざる児童文学者・久留島武彦(くるしま・たけひこ)について、
29年4月に彼の故郷・大分県玖珠(くす)町にオープンした「久留島武彦記念館」の館長である
金成妍(キム・ソンヨン)さんにお話を伺います。】

§講師プロフィール§
1978年韓国釜山生まれ。2002年九州大学大学院に留学。
恩師の花田俊典が急逝する三日前に手渡した本を通して「久留島武彦」を知り、研究をはじめ、
2008年、博士号を取得。同年第48回久留島武彦文化賞を受賞。
巖谷小波の研究も並行し、2016年第39回巖谷小波文芸賞を受賞。
著書に『久留島武彦評伝-日本のアンデルセンと呼ばれた男-』、
『風光る-巖谷小波俳句・俳画選集-』、『鈴語庵の土鈴-阿南哲朗コレクション-』等がある。

【§講師からのメッセージ§
山奥に追いやられた村上海賊の末裔として生まれ、尾崎紅葉の紹介で巖谷小波(いわや・さざなみ)に出会い、児童文学を目指したものの、海賊の熱い血を引いたためか、凄まじい「行動力」と「継続力」で、57年間「口演童話」を通した社会教育を実践した久留島武彦。
彼の故郷である大分県玖珠町では、「童話の里」を掲げ、毎年子どもの日には「日本童話祭」を開催しています。
しかし、なぜ玖珠が「童話の里」なのか、久留島武彦っていったい何をした人なのか、知る人が少ないです。世にも不思議な「童話の里」の話を、赤煉瓦夜話で聞いてみませんか。】