国際日本文化研究センター : 共同研究 研究集会「応永・永享期文化論-「北山文化」「東山文化」という大衆的歴史観のはざまでー」(2019年3月3日[日] 10:30~17:45、慶應義塾大学三田キャンパス北館3階会議室)

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研究会情報です。


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研究代表:大橋直義 [和歌山大学]・呉座勇一 [国際日本文化研究センター]

[日時] 2019年3月3日[日] 10:30~17:45(予定。受付開始 10:00)
[会場] 慶應義塾大学三田キャンパス北館3階会議室(定員90名。参加費無料。登録不要)

【基調講演】
廣木 一人氏[青山学院大学名誉教授)
「日明勘合貿易と連歌師宗祇一金子金治郎説の検証を通じて一」

【シンポジウム 室町文化と外縁一文芸に(国際性)を読む―】

小川剛生氏[慶應義塾大学]
「頓阿句題百首の源泉一宋末元初刊の詩集・詩話との関係を中心に一」

伊藤慎吾氏 [国際日本文化研究センター]
「東坊城秀長の文事とその後の菅原家」

芳澤元氏 [明星大学]
「都鄙関係・境界地域にみる室町文化」

[コメンテーター] 橋本 雄氏 [北海道大学]
[総 合 司 会] 小山 順子氏 [京都女子大学]

【研究集会 趣意】
足利義満の朝貢使派遣より始まった日明貿易は新たな大陸文化を日本にもたらし、幕府の庇護を受けた京都五山では漢籍についての着実な学究が推進されるなど、この時期の日本文化は、国際的な新潮流を多分に反映させた、一つのピークを示す時代としてもよい。事実、室町時代の文学・学芸・芸能は、このような新しい潮流を受け入れたものとして注目を集め、古典研究・注釈研究、芸能研究、そして宗教史との関わりなどからの重要な成果が日々報告され続けている。無論、このシンポジウムはそのような成果の統合や情報の共有を目指すものであるが、とりわけ、室町文化の枢要部一幕府・宮廷・五山一と大陸との空間的な関わり/隔たりのありかた、あるいはその途上における海域交流や国内交通路の実像に注意を払うことによって、この時代の文化の〈国際性〉の内実と意義に光をあ てることを目指したい。
歴史学・宗教史学・日本文学のそれぞれを主な研究方法として用いる最先端の方々を登壇者としてお招きし、特に「文芸」という観点を議論の共通項に置きながら、具体的な討論を行なうこととしたい。ご関心をお持ちの方々の多数のご参加を期待する。