早稲田大学日本宗教文化研究所主催 講演会 郭万平副教授(浙江工商大学東方語言文化学院)「記憶としての「元寇」」(2018年2月26日(月)16:00~17:45、早稲田大学戸山キャンパス33号館6階 第11会議室)

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講演会情報です。

●公式サイトはこちら
http://www.waseda.jp/trns_cult/

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日時:2018年2月26日(月)16:00~17:45
会場:早稲田大学戸山キャンパス33号館6階 第11会議室

【郭万平副教授は、南京大学で博士号を取得し、大正大学・龍谷大学・九州大学・高知大学・早稲田 大学等において客員研究員等として研鑽のご経験があります。ご専門は、宋・元代史ならびに中日関 係史で、今回は元寇資料調査のため、早稲田大学訪問学者として滞在しておられます。また日本宗教 文化研究所設立時より、招聘研究員としてご活躍いただいております。
元寇(蒙古襲来・モンゴル襲来・文永の役・弘安の役とも)は、日本の鎌倉時代中期に、当時大陸 を支配していたモンゴル帝国および高麗王国によって二度にわたり行われた、対日侵攻の呼称です。 モンゴルのインパクトは、短期の軍事的なものばかりでなく、長期にわたる文化的インパクトを伴う ものでした。日本では「元寇」は、民族の記憶として七百年以上にわたって形成され、またさまざま に変容しています。今回は、中国・朝鮮半島・日本ばかりでなく、ベトナムなどを含む海域アジア、 さらにはユーラシア大陸全体における影響を視野に入れた上で、日本民族における「元寇」の記憶に ついて、研修の成果をご講演いただきます。
なお郭副教授のご業績としては、『南宋臨安対外交流』(共著、杭州出版社、2008)、『舟山普陀 与東亜海域文化交流』(編著、浙江大学出版社、2009)、『宋代開封研究』(訳書、上海古籍出版社、 2010)、『明代郷村糾紛与秩序―以徽州文書為中心』(訳書、江蘇人民出版社、2010)など、多数あ ります。】

講演者

郭万平副教授(浙江工商大学東方語言文化学院)

題目

「記憶としての「元寇」」

使用言語:日本語
場所:早稲田大学戸山キャンパス33号館6階 第11会議室
主催:早稲田大学日本宗教文化研究所
共催:早稲田大学総合人文科学研究センター・早稲田大学多元文化学会・早稲田大学文化構想学部多元文化論系

来聴歓迎、予約不要、入場無料です。どの方も遠慮なくご参加下さい。