信州大学人文学部「キリシタン語学の最先端-大航海時代のキリシタン文献を通じてみるヨーロッパ言語と日本語の邂逅」講演会(2018年2月17日(土) 13:00~17:00、あがたの森文化会館 講堂)

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研究会情報です。

●公式サイトはこちら
http://www.shinshu-u.ac.jp/faculty/arts/news/2018/01/107544.php

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日時 2018年2月17日(土) 13:00~17:00
会場 あがたの森文化会館 講堂
信州大学人文学部国際化推進事業 予約不要 入場無料

講師
豊島正之氏(上智大学文学部教授)「宣教時代の文法学に見る普遍性-ラテン語で書く日本語文法」
岸本恵実氏(大阪大学大学院文学研究科准教授)「宣教と多言語辞書」
山田昇平氏(京都精華大学講師)「ドミニコ会の視点で写した日本語」

【大航海時代、世界各地で布教活動を行ったカトリック修道会は、ここ日本でも精力的に活動しました。
日本人にキリスト教を布教し、宗教書を翻訳することを迫られた宣教師たちは、ラテン語の文法書や辞書を拠り所としつつ、母語であるポルトガル語やスペイン語も織り交ぜた多言語環境のもとで高い水準の日本語能力を獲得していました。
宣教という実践的な目標のもと外国語を研究し学習する「宣教と言語学」というテーマをとおして、英語が有力となった現代の国際社会とは異なる言語観をもつ世界が見えてくることでしょう。
講演会では最先端の「キリシタン語学」の研究を、分かり易く解説します。
どうぞお誘い合わせのうえお越しください。】