【緊急ワークショップ】「これからの「国語科」の話をしよう!――紅野謙介『国語教育の危機』(ちくま新書)を手がかりに―」【紅野謙介、古田尚行、阿部公彦、五味渕典嗣の各氏】(2019年1月13日(日)15:00〜18:30、大妻女子大学 千代田キャンパスF632教室)

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研究会情報です。


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参加無料・事前申し込み不要

日時:2019年1月13日(日)15:00〜18:30(終了予定)
場所
大妻女子大学千代田キャンパス F632教室
http://www.otsuma.ac.jp/access/chiyoda
○JR 市ケ谷駅 徒歩10分
○地下鉄 市ケ谷駅 徒歩7分
○地下鉄 半蔵門駅 徒歩5分
○地下鉄 九段下駅 徒歩12分

提題: 
 古田尚行(広島大学附属福山中学・高等学校)
 阿部公彦(東京大学)
リプライ: 
 紅野謙介(日本大学)
コーディネーター・司会 
 五味渕典嗣(大妻女子大学) 

さまざまな立場の方々と議論を深める機会に
 政府・文科省が矢継ぎ早に打ち出してきた「改革」のうねりの中で、高等学校「国語科」は、大きな転機を迎えています。進路選択のために毎年数十万人が受験する共通テストで、なぜ「記述式」の問題を導入しなければならないのか。新設される科目「現代の国語」「論理国語」「文学国語」では、何を・どのように教えるのか。こうした性急な「改革」が進められることで、「国語」の授業はどう変わるのか----。この間、各メディアでも、ようやく「新しい国語科」の問題が報道され始めました。しかし、メディアの言説の中には、いたずらに対立を煽るだけの表層的で単純化された議論や、現在の教育現場に対する理解不足としか思えない発言も見受けられます。

 そこで、このワークショップでは、現在の「新しい国語科」をめぐる議論の流れを作った『国語教育の危機 大学入学共通テストと新学習指導要領』(ちくま新書)の著者・紅野謙介氏をお迎えします。提題者(話題提供者)は、これも話題の一冊『国語の授業の作り方 はじめての授業マニュアル』(文学通信)の著者・古田尚行氏と、英文学者・文芸評論家で、高校国語教科書編集に参加された経験もお持ちの阿部公彦氏にお願いしました。阿部氏はこの間、大学入試英語への民間試験導入の動きに対し、根底的な問題提起もなさっておられます。それぞれの立場から「国語科」や大学入試改革について発言してこられた提題者のお二方とともに、「国語科」のこれからについて、じっくりと考えてみたいと思います。

 危機の瞬間とは、ひとに真剣な思考をうながす局面でもあるはずです。現在の高校「国語科」では何ができていて、何ができていないのか。これまでの授業や実践で培われてきた経験的なノウハウを、新しい「国語科」にどう接続していくのか。グローバル化の進む日本社会の中で、「国語科」はどう変わっていくべきなのか。この問題は、たんに教員・研究者だけの問題ではありません。「新しい国語科」をめぐる議論を、それぞれの現場を踏まえた積極的な批判の契機として読みかえていくためにも、さまざまな立場の方々と議論を深める機会にしたいと考えています。関心をお寄せくださる多くの方々のご参加をお願いいたします。

問い合わせ先
五味渕典嗣(大妻女子大学)
ngomibuchi@otsuma.ac.jp