早稲田大学図書館「これが連歌だ!―伊地知鐵男文庫で学ぶ連歌の世界―」(2018年10月1日~31日)

このエントリーをはてなブックマークに追加 Clip to Evernote Share on Tumblr

展覧会情報です。

●公式サイトはこちら
https://www.waseda.jp/library/news/2018/09/03/5461/

--------------------

これが連歌だ!
――伊地知鐵男文庫で学ぶ連歌の世界――

【早稲田大学図書館には、本学元教授・故伊地知鐵男先生が収集された連歌資料を中心とするコレクション「伊地知鐵男文庫」(以下、伊地知文庫)があります。これは、伊地知先生が定年退職された後の1988(昭和63)年に、先生のご厚意により当館の所蔵に帰することになったものです。

伊地知先生は、1934(昭和9)年に早稲田大学大学院を修了された後、1936(昭和11)年より宮内省図書寮(現宮内庁書陵部)に勤務し、資料の調査整理と翻刻・出版等に携わられました。1966(昭和41)年からは本学教授となり、1978(昭和53)年に定年退職されるまで、書誌学・文献研究・中世文学等を講じられました。また、多くの大学にて非常勤講師を務められました。ご専門の連歌関係の論文等の著作は数多く、連歌研究に大きな足跡を残されたのはもちろん、文学と関連分野に多大なる貢献をされました。

2018年は、伊地知先生の没後20年にあたります。また、先生のご退職後40年、コレクションを受け入れた年から30年でもあります。伊地知文庫の資料は、その整理が完了し、文庫目録を刊行した1992年に、ごく短期間の展示にて公開しましたが、今回の企画展は、その時以来のまとまった展観となります。

今回は、伊地知文庫のほか館蔵資料も加え、「これが連歌だ!」のタイトルどおり、著名な連歌集や連歌式目、連歌師の肖像や書状などを集めました。また、今回は特別に、個人蔵の貴重な資料『賦何人連歌』を拝借しました。これは本年の中世文学会にて発表され注目を集めている新出資料です。

「連歌」は誰もが学校教育の日本史や日本文学史で習ったことがあるでしょう。しかし、いったいどういったものなのか、あまり知らないという方が多いのではないでしょうか。この展示では連歌という文芸の歩みを通覧でき、なじみのない方にも興味をもっていただけるようなわかりやすい紹介を心がけておりますので、ぜひゆっくりとご覧ください。】