日本比較文学会 関西支部: 7月例会(2018年7月14日(土)午後2時-5時半、国際日本文化研究センター)

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研究会情報です。

●公式サイトはこちら
http://hikakukansaishibu.blogspot.com/2018/06/blog-post.html

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日 時:2018年7月14日(土)午後2時-5時半
場 所:国際日本文化研究センター
* 会場は当日入り口に掲示します。
* 週末のため、正門は開いていません。北口から入場してください

【読書会】
書  籍:稲賀繁美『日本美術史の近代とその外部』
     (放送大学、2018)
コメンテーター:吉田大輔(大阪府大高専)
        橋本真佐子(立命館大学院生)
内容紹介:感覚と藝術、その臨界へ------。「触れる」ことで作品は紡がれ、「接触」によって思想や文化が「写り/移り」を遂げる。彫刻・陶藝などの立体作品から、建築や翻訳の領域まで、異質なるものが触れあう時に何が生まれるのか。「接触造形」の視点から近現代の藝術や文化を探究し、未踏の領野へと踏み出す。
目次:透視図法の東西:導入にかえて/欧米での北斎評価/エドゥアール・マネの日本/陶藝のジャポニスム/琳派とエミール・ガレ、クロード・モネ/異界接触論:ファン・ゴッホとポール・ゴーガン/天心・岡倉覚三とベンガルの美術運動/東洋美学と西洋:翻訳の問題/海外からの伊勢神宮への眼差し/矢代幸雄における美術の東西:造形の現場と学術/余材と封印:石井鶴三と近代彫刻造形/野口米次郎からイサム・ノグチへ/八木一夫 彫刻と陶藝のあいだ/エル・アナツイと世界の織物/華厳パラダイムと現代美術:まとめにかえて

【研究発表】

講 師:芦津かおり(神戸大学)
題 目:和製『ハムレット』翻案について

司 会:川島伸博(龍谷大学)