日本伝統音楽研究センター第51回公開講座 「日本・イタリア 二つの語り物  Singers of Tales in Italy and Japan」(平成30年2月11日(日) 午後1時30分開演、京都市男女共同参画センター ウィングス京都)

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講座情報です。

●公式サイトはこちら
http://jupiter.kcua.ac.jp/jtm/events/lecture/2017/0211.html

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日時

平成30年2月11日(日)
午後1時30分開演 (午後1時開場)
会場

京都市男女共同参画センター ウィングス京都
(京都市 中京区東洞院通六角下る御射山町262)

【時田アリソン所長の長年の研究テーマである「語り物」※は、平家物語、浄瑠璃、民俗芸能のゴゼ歌、そして明治時代に誕生した浪花節に代表されるものです。本講座はその芸能の社会的意義と価値を検討し、日伊両国の事例等を踏まえた国際的視野に立った講演の他、常磐津節と浪花節の演奏も行い、日本独自の語り物の特徴の理解を深める試みです。

※ 「語り物」色々なフシに乗せながら、ストーリーを音楽的に語る芸能のこと。】

内容

講 演 | Public lectures

●フランシス・ビッジ Francis Biggi(ジュネーブ高等音楽院教授)
『"クロリンダの刀"―イタリアの軍記語り とその語り手,今昔』
"Clorinda's sword": Singers of Tales in Italy, past and present.
逐次通訳(英日): 青嶋 絢 (大阪大学大学院文学研究科博士課程)
E-J interpretation by Aya Aoshima (Doctoral student, Graduate School of Letters, Osaka University)

●時田 アリソン Alison Tokita
(京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センター所長)
『日本の語り物と世界の語り物』
Japanese sung narrativein a global context

実 演 |Performances

●常磐津節 『将門』
Tokiwazu-bushi "Masakado"
 浄瑠璃: 常磐津 小文字太夫、 常磐津 若音太夫
 三味線: 常磐津 都?蔵、 常磐津 都史
●浪花節 『お民の度胸』
Naniwa-bushi "O-Tami no dokyô" 
 浪曲師: 玉川 奈々福  曲師: 沢村 さくら