日本図書館文化史研究会 2018年度第3回研究例会 旧公衆衛生院見学会(2019年3月16日(土) 13時30分~16時15分、港区立郷土資料館4階講座室B(東京都港区白金台4-6-2 ゆかしの杜内)、要申し込み)
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●公式サイトはこちら
http://jalih.jp/events/events.html#reikai3
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※要申し込み。詳細は上記サイトへ。
【今年度最後の研究例会として,港区教育委員会と日本ファイリング株式会社のご協力を得て,下記のように旧公衆衛生院の見学会を実施します。ぜひともご参加ください。
公衆衛生院は,1938年米国ロックフェラー財団の援助を受けて設立されました。建物の設計は,東京帝国大学図書館などを手掛けた内田祥三です。
同院には図書室が設けられ,その書庫には大東工業(日本ファイリングの前身会社)製造の積層書架が設置されました。この積層書架は,戦中・戦後と撤去されることなく近年に至るまで使用され続けました。
公衆衛生院は2002年に改組・移転し,その土地・建物は港区の所有となりました。区は歴史的に貴重なこの建物を保存・改修し,区立郷土歴史館を中心とした複合施設として活用することにし,2018年4月,郷土歴史館,在宅緩和ケア支援センター,子育て関連施設,区民協働スペース,防災関連施設などからなる「ゆかしの杜」が開設されました(郷土歴史館部分の開館は11月)。
図書室書庫内の積層書架についても保存・活用されることになり,日本ファイリングによって改修工事が行われました。戦前期国産積層書架の保存はきわめて意義深いことであり,このたびの見学会実施を計画した次第です。
今回の例会では,まず港区教育委員会・大江真二氏より,旧公衆衛生院の概要ならびに港区による再整備事業について,ご報告いただきます。次に日本ファイリング・福山幸二氏より,積層書架修復工事の概要をご説明いただきます。さいごに本研究会・小黒より,戦前期鋼製書架・積層書架の残存状況についての補足説明ののち,参加者の皆さまに旧公衆衛生院の積層書架を実見していただきます。】
○ 日 時 2019年3月16日(土) 13時30分~16時15分
○ 場 所 港区立郷土資料館4階講座室B(東京都港区白金台4-6-2 ゆかしの杜内)
*東京メトロ南北線・都営地下鉄三田線「白金台」駅下車2番出口徒歩1分
*都営バス・品93「白金台駅前」停留所下車徒歩1分
○ 参 加 費 会員500円,非会員1,000円
○ 申込申込 会場の都合から定員30名とし,先着順で受け付けます。当日参加は受け付けません。
○ 申込方法 参加ご希望の方は、次の事項を明記して電子メールでお申込ください。
◆ 氏名(ふりがな),所属,会員・非会員の区分
◆ 申し込み先:office@jalih.jp (日本図書館文化史研究会事務局)
○ 申込締切 2019年3月10日(金)(必着)でお願いします。
定員に達した時点で申し込みを締め切りますので,お早めにお申し込みください。
○ プログラム
13:10- 受付開始
13:30- 開会
13:40-14:10 「旧公衆衛生院の概要説明」
港区教育委員会文化財係(区立港郷土資料館) 大江真二氏
14:15-14:45 「積層書架修復工事の概要説明」
日本ファイリング株式会社営業管理部第二設計課長 福山幸二氏
14:50-15:20 「戦前期鋼製書架・積層書架の残存状況」
作新学院大学 小黒浩司氏
15:30-16:00 旧公衆衛生院見学(積層書架,旧図書室など)
16:15 終了予定
16:30-17:30 運営委員会