東京大学ヒューマニティーズセンター(HMC)「日本の古典文学と古代ギリシア文学の比較―詩歌と社会の視点から―ギリシア悲劇と能」(2018年12月14日(金)17:00 - 19:00、東京大学東洋文化研究所 第一会議室)【学術の伝播を単一のRecipientの立場から見たDonorからの継受(Reception)として論じるのではなく、Donorの視点から複数のRecipientに対する普及(Diffusion)として捉える】

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研究会情報です。

●公式サイトはこちら
http://hmc.u-tokyo.ac.jp/ja/open-seminar/2018/greek-tragedy-no-play/

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日時:2018年12月14日(金)17:00 - 19:00
場所:東京大学東洋文化研究所 第一会議室
報告者:葛西康徳(人文社会系研究科・教授)、末吉未来(人文社会系研究科博士課程)
ディスカッサント:菅原克也(附属図書館副館長,総合文化研究科・教授)
題目:日本の古典文学と古代ギリシア文学の比較―詩歌と社会の視点から―ギリシア悲劇と能

【報告者は、大学院人文社会系多分野交流演習『東京大学草創期の授業再現』(2014-2018)を担当する中で文化転移(Cultural Transfer)について考察してきた。その過程で明らかになったのは、学術の伝播を単一のRecipientの立場から見たDonorからの継受(Reception)として論じるのではなく、Donorの視点から複数のRecipientに対する普及(Diffusion)として捉えるべきことである。

さて一般的に言って、日本は西洋の学問を継受(Reception)してきた。では、日本が西洋に対してDonorになった例はないだろうか。本セミナーは,John Gould(1927-2001)のギリシャ悲劇研究から出発してフェノロサとノエル・ペリの能研究に遡る。一方で久保正彰(西洋古典学研究室・名誉教授)と東京大学ギリシア悲劇研究会(「ギリ研」)の事跡をたどり、文化転移を重層的に論じたい。特に「ギリ研」の活動については、共同して研究を行っている末吉未来氏から報告する。】