小樽文学館 企画展「テレビとマンガにクギヅケだった。──シナリオライター・石山透と少年たちの60年代」(2019年3月23日(土)~5月12日(日))
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●公式サイトはこちら
http://otarubungakusha.com/next/2019023448
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【小樽出身のシナリオ作家石山透(1927-1985「タイム・トラベラー」「新八犬伝」「プリンプリン物語」など)の初期の代表作「ふしぎな少年」(1961年4月3日から翌年3月31日までNHKで放送されたテレビドラマ。原作手塚治虫)関連の資料を展示する。
「ふしぎな少年」は、ふとしたことから、時間を止めるという超能力を身につけた少年の、奇妙な体験と冒険を描いたSFサスペンス。テレビドラマとしての企画が先行し、ほぼ同時期に手塚治虫のマンガが連載されるという異例の展開となった。時間や四次元という概念の科学的なアプローチも試みられた意欲的な作品で、特撮技術も未熟だった初期のテレビドラマであり、スタッフの苦心により数々の画期的な工夫もなされた。石山透としては、後の「タイム・トラベラー」「プリンプリン物語」につながるSFファンタジーであり、科学的知見に裏打ちされた手塚の繰り出すイメージに触発された作品でもある。
おもな展示資料は、「ふしぎな少年」第1回台本(石山透旧蔵)、手塚治虫原作マンガが連載された『少年クラブ』(1961年4月号-1962年12月号)など。2019年は手塚治虫(1928-1989)の没後30年に当たり、その代表作、および北海道にゆかりの深い作品「シュマリ」「火の山」に関連する資料などもあわせて展示する。】
会期:2019年3月23日(土)~5月12日(日)
休館日:月曜日(4月29日・5月6日は開館)、5月7日(火)~10日(金)
入館料:無料(市立小樽文学館無料スペースにて展示)
協力:手塚プロダクション
後援:小樽文學舎
主 催 市立小樽文学館(〒047-0031 小樽市色内1-9-5 tel.fax.0134-32-2388)