日本近代文学館 横光利一展実行委員会主催「新世紀の横光利一」(2019年3月2日(土)-3月30日(土))

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展示会情報です。

●公式サイトはこちら
https://www.bungakukan.or.jp/cat-exhibition/11749/

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3月2日(土)-3月30日(土)

開館時間 午前9時30分~午後4時30分(入館は午後4時まで)
観 覧 料 一般300円(団体20名様以上で一人200円)
中学生・高校生100円
*「震災を書く」展と同時開催
休 館 日 日曜日・月曜日・第4木曜日(3月28日)
*3月21日(木・春分の日)は開館
主催 横光利一展実行委員会
協力 横光利一文学会
公益財団法人 日本近代文学館

【輝きに満ちた自筆資料の数々
横光利一(1898-1947)は、第二次世界大戦前の日本においては、もっとも有名な小説家の一人であった。彼の文学については、これまで新感覚派時代のモダニズム文学の旗手として評価されることが多かったが、近年では、長編『上海』を中心とした東アジア全体の文学との関連や、アジア太平洋戦争の戦時下で書き継がれた『旅愁』におけるヨーロッパと日本との対比など、その研究の裾野が大きく広がっている。

世界各地で民族や宗教、文化の衝突による暴力が噴出している、21世紀の現在において、文化交流やナショナリズムの醸成など、横光利一の文学が格闘し続けた問題は、色褪せることなく今も問い返され続けている。彼の文学を通じて我々の"今"を考えたい。

(横光利一展実行委員会(文責:石田仁志・掛野剛史・中沢弥・松村良))】