群馬県立土屋文明記念文学館 土屋文明を記念した短詩型文学講演会・復本一郎氏「歌人としての正岡子規―俳句革新から短歌革新へ―」(2018年12月16日(日)14:00~15:30)

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講演会情報です。

●公式サイトはこちら
http://bungaku.pref.gunma.jp/events/1449

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2018年12月16日(日)14:00~15:30
講師:復本一郎氏(神奈川大学名誉教授)
1943(昭和18)年愛媛県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。同大学院修士課程、博士課程に進学。福岡教育大学、静岡大学人文学部を経て、2009(平成21)年まで神奈川大学教授。1988(昭和63)年、早稲田大学文学博士。1997(平成9)年度からの4年間、当館月例文芸講座でも俳句を講じた。俳句グループ「阿」代表。2018(平成30)年、第18回現代俳句大賞受賞。
『芭蕉における「さび」の構造』(塙選書 1973)、『本質論としての近世俳論の研究』(風間書房 1987)、『俳句と川柳 「笑い」と「切れ」の考え方、たのしみ方』(講談社現代新書 1999)、『余は、交際を好む者なり 正岡子規と十人の俳士』(岩波書店 2009)、『歌よみ人 正岡子規―病ひに死なじ歌に死すとも』(岩波現代全書 2014)、『正岡子規 人生のことば』(岩波新書 2017)など著書多数。

正岡子規(まさおかしき、1867-1902)は、俳諧(の連歌)の発句と和歌を、それぞれ「俳句」「短歌」として、「写生」を軸とした新たな文学理論で変革した、明治時代(1868-1912)の大文学者です。
子規に短歌を師事した伊藤左千夫に学んだ土屋文明も、子規の孫弟子にあたります。
芭蕉を軸とした近世俳諧研究と子規を軸とした近代俳句研究を中心に、幅広い視点から本質的で深い思索を積み上げてきた俳諧・川柳・俳句研究の第一人者、復本一郎先生に、子規の業績と魅力についてお話を伺います。

電話、当館受付カウンターで申し込みを受け付けます。(申し込み順)
参加無料。各回定員150名。 ※事前の申し込みが定員に達しない場合には、当日受付も行います。
〒370-3533群馬県高崎市保渡田町2000 電話027-373-7721