小田原文学館特別展 The People「民衆」展 ―われらは郷土から生まれる―(平成30年10月13日(土)から12月2日(日))

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展覧会情報です。

●公式サイトはこちら
http://www.city.odawara.kanagawa.jp/public-i/facilities/library/liblaryevent/minshu.html

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【詩誌「民衆」は、大正7年(1918)1月に小田原出身の詩人福田正夫や井上康文らが創刊しました。

創刊号の表紙では、「われらは郷土から生まれる。われらは大地から生まれる。われらは民衆の一人である」「われらは自由に創造し。自由に評論し。真に戦ふものだ」と宣言し、白鳥省吾、百田宗治、富田砕花などが意欲的に作品を発表しました。アメリカン・デモクラシーを代表する詩人ウォルト・ホイットマンやホレース・トローベルの影響下に、労働者や農民に寄り添った詩を作ることによって民衆に芸術を近づけることを目指した彼らは、「民衆詩派」と呼ばれました。経済的事情などにより、途中休刊を挟み3年ほどで「民衆」は終刊を迎えますが、口語自由詩の普及など以後の詩史に足跡を残したとされます。

「民衆」創刊100年を記念して開催する本展では、この雑誌やそこに集った詩人たちの軌跡をたどります。】

開催日時
平成30年10月13日(土)から12月2日(日)9時00分から17時00分(入館は16時30分まで)
開催場所
小田原文学館(小田原市南町2-3-4)
本館1階展示室
入館料
大人250円、小・中学生100円(20名以上で団体割引有、障害者手帳をお持ちのかた割引有)
アクセス
徒歩:小田原駅東口から20分
バス:小田原駅東口から箱根方面行バス H・T・J・Z・U線「箱根口」下車徒歩5分
車:国道1号線「箱根口交差点」から路地に入り220m先右折後直進100m(駐車場7台・無料)