群馬県立土屋文明記念文学館・第99回企画展「子供たちの戦争-ある少年が愛読した新聞・雑誌-」(平成30年1月13日(土)~3月18日(日))

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研究会情報です。

●公式サイトはこちら
http://bungaku.pref.gunma.jp/events/1304

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会期/平成30年1月13日(土)~3月18日(日)
開館時間/9:30~17:00(観覧受付は16:30まで)
休館日/毎週火曜日
観覧料/一般410円(320円) 大学・高校生200円(160円) 中学生以下無料
※( )内は、20名以上の団体割引料金
※障害者手帳等をお持ちの方とその介護者1名は無料
主催/群馬県立土屋文明記念文学館
後援/高崎市 朝日新聞前橋総局 毎日新聞前橋支局 読売新聞前橋支局 日本経済新聞社前橋支局 東京新聞前橋支局 産経新聞前橋支局 上毛新聞社 桐生タイムス社 NHK前橋放送局 群馬テレビ FM GUNMA ラジオ高崎 まえばしCITYエフエム いせさきFM FM OZE

【戦後72年。わたしたちの国は長く平和で豊かな時代を過ごしてきています。敗戦によって価値観が180度転換するという苦しい体験を乗り越えて戦後の復興は成し遂げられ、現在に至るまで、戦争の経験は様々な形で語られてきました。そうした証言は戦争を知らない世代が戦争と平和について考える上で貴重なものであり、その重要性はますます増してきています。
本展では、昭和7年生まれの戦時下の一人の少年が愛読した『少国民新聞』『幼年倶楽部』『少年倶楽部』等の新聞・雑誌を展観します。平成24年に約900点まとめて御寄贈いただいたこれらの資料は、少年とともに東京から群馬へ疎開したことで戦火を逃れ、大切に保管されて、奇跡的に素晴らしい保存状態で残されたものです。
テレビのない時代、子供たちに大きな影響力を持つメディアは新聞・雑誌でした。そこに掲載された記事や作品、雑誌の表紙絵からは、戦争中の子供たちを取り巻いていた社会状況、新聞・雑誌から子供たちが受け取っていた情報、児童・少年向け文学が発していたメッセージを明確に見て取ることができます。】

関連行事
◎記念講演会 定員150名(要申込・申込順・無料)
 事前に電話(027-373-7721)もしくは受付カウンターにてお申し込みください。
 2月25日(日)14:00~15:30
 「戦時下児童文学を問いなおす」 
 講師:如月かずさ氏(児童文学作家)
 群馬県桐生市生まれ。群馬県立桐生高等学校卒、東京大学教養学部卒。2009年『サナギの見る夢』で第49回講談社児童文学新人賞佳作、『ミステリアス・セブンス-封印の七不思議』で第7回ジュニア冒険小説大賞、2011年『カエルの歌姫』で第45回日本児童文学者協会新人賞を受賞。『パペット探偵団事件ファイル』、『怪盗王子チューリッパ』、『なのだのノダちゃん』等のシリーズをはじめとする著書多数。

◎ギャラリートーク(申込不要・要観覧料)
 1月13日(土)・2月4日(日)・3月10日(土) 各回13:30~14:00
本企画展担当職員による展示解説