聖心女子大学図書館「武島羽衣 -- 『明治150年』特別展示」(2018年11月10日(土)~ 12月15日(土))

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展覧会情報です。

●公式サイトはこちら
https://www.u-presscenter.jp/2018/11/post-40474.html

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開催期間:11月10日(土)~ 12月15日(土)
 開館時間:
  平日 8:45〜20:00
  土曜 8:45~17:00
  祝日 10:00~18:00
 (日曜閉館)
 主催:聖心女子大学図書館

【聖心女子大学図書館(東京都渋谷区)では、展示コーナーにおいて、12月15日(土)まで「武島羽衣-『明治150年』特別展示」を開催する。名曲「花」の作詞者である武島羽衣(たけしま はごろも/明治5(1872)年~昭和42(1967)年)は、詩人・歌人・国文学者として知られ、同大をはじめ数々の大学で教鞭を執ってきた教育者でもある。聖心女子大学の所蔵品のほか、日本女子大学図書館の協力も得て、武島羽衣ゆかりの本や品々を展示する。一般の方も来場可能。
 平成30年(2018年)は、明治元年(1868年)から満150年の年に当たる。
 明治時代、近代国民国家への第一歩を踏み出した日本は、多岐にわたる近代化への取り組みを行い、国の基本的な形を築き上げていった。
 内閣制度の導入、大日本帝国憲法の制定、立憲政治・議会政治の導入、郵便制度の施行などによって国家の体制を整備するとともに、紡績業や製糸業、鉄鋼業の育成や、鉄道の開業など、技術革新と産業化を推進。
 さらに、義務教育の導入や女子師範学校の設立といった教育の充実など、多くの取り組みが進められた。
 また、若者や女性等が海外に留学して知識を吸収し、外国人から学んだ知識を活かしつつ、単なる西洋の真似ではない、日本の良さや伝統を活かした技術や文化も生み出された。

 聖心女子大学図書館では明治150年を記念し、時代を代表する人物として、同大でも教鞭を執った武島羽衣寄贈の蔵書などの展示会を、12月15日(土)まで開催。
 滝廉太郎作曲の歌曲「花」の作詞者として知られている武島羽衣は、歌人・詩人・国文学者として活躍。教育者として同大、日本女子大、実践女子大などで教壇に立ち、女子教育に尽力した。
 聖心女子大学にも多くの遺品が寄贈され、書籍は「武島文庫」として整理されている。今回は「武島文庫」の書籍の一部、武島羽衣遺愛の文具品の一部と、日本女子大学図書館の協力を得て同館所蔵の武島羽衣寄贈資料より掛軸の展示を行う。一般の方も来場可能。】