第13回 京都大学人文科学研究所TOKYO漢籍SEMINAR 中国近代の巨人とその著作――曾国藩、蔣介石、毛沢東(2018年3月12日月曜日10時30分-16時00分、一橋大学一橋講堂中会議場(東京都千代田区一ツ橋2-1-2学術総合センター内)要申し込み)

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研究会情報です。

●公式サイトはこちら
http://www.zinbun.kyoto-u.ac.jp/zinbun/tokyo_kanseki_seminar2018.htm

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※申し込みは上記サイトで。

2018年3月12日月曜日10時30分-16時00分、
一橋大学一橋講堂中会議場(東京都千代田区一ツ橋2-1-2学術総合センター内)

【今回の概要

 広い版図と多くの人口、そして多様な社会や民族を治めるため、古来中国の政治指導者には、複雑な課題に対処するマルチな能力が求められてきました。清朝、民国、人民共和国の三つの時代、激動の中にあって中国を大きく動かした三人の政治家――曾国藩、蔣介石、毛沢東――はそれぞれ湘軍、国民革命軍、人民解放軍を率い、時代を切り開いた近代史上の巨人ですが、彼らも軍事指揮にとどまらない多くの能力を求められていました。
 今回のセミナーでは、人文科学研究所の現代中国研究センターに所属する三人の専門家が、曾国藩、蔣介石、毛沢東の著作をひもとき、それぞれの専門知識をもとに、かれらの素顔に迫ります。それぞれの著作・作品に込められた思いや社会からの反響、さらには著作を通してかいま見えてくる彼らの経済生活に至るまで、中国近代史の巨人たちの意外な才能や人となりをわかりやすく解説します。単なる政治家の枠では収まりきれないかれらの多面性を理解することは、現在の中国を多面的・重層的に見ることにもつながるはずです。】

プログラム

10:30~10:45
開会挨拶
岡村 秀典(東アジア人文情報学研究センター長)

10:45~12:00
講演「士の「家計簿」──曾国藩の著作より」
村上 衛(人文科学研究所准教授)

12:00~13:10 休憩

13:10~14:25 講演「蔣介石と『中国の命運』」
森川 裕貫(人文科学研究所助教)

14:25~14:40 休憩

14:40~15:55 講演「毛沢東 ──書家として、詩人として」
石川 禎浩(人文科学研究所教授)

15:55~16:00 閉会挨拶

司会:矢木 毅(人文科学研究所教授)
※講演時間には質疑応答時間を含みます。