東洋文庫 特別講演会・閻焔 先生(中国・深圳望野博物館 館長)「鄴城新出「ソグド文・漢文一体墓誌」および深圳望野博物館所蔵北朝陶磁器」(2019年3月8日(金) 15:00~17:00、東洋文庫 2階講演室)

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講演会情報です。

●公式サイトはこちら
https://sites.google.com/site/tbkenkyubulecture/tokubetu-danwa

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特別講演会( 閻焔 先生 )のご案内

【日時】 2019年3月8日(金) 15:00~17:00
【場所】 東洋文庫 2階講演室
【講演者】 閻焔 先生(中国・深圳望野博物館 館長)
【講演題目】 鄴城新出「ソグド文・漢文一体墓誌」および深圳望野博物館所蔵北朝陶磁器
(中文:鄴城新出粟特文漢文双語墓誌暨深圳望野博物館藏北朝陶瓷器)
使用言語:中国語(通訳あり)
世話人:東洋文庫研究員 氣賀澤保規
講演概要:

 深圳望野博物館は21世紀初頭に閻焔氏によって始められた民営博物館です。しかし早くより南北朝から隋唐期を中心とする貴重文物の収蔵と展覧に努め、今日中国で高い評価を受けていることは日本ではあまり知られていません。

 今回紹介される新出「ソグド文・漢文一体墓誌」(正式名称:「遊泥泥槃陁及妻康紀姜墓誌」北周大象二年・580年)は同館の所蔵品で、近年関心を集めるソグド研究に一石を投ずる意義を有しています。講演ではその全体の解読と歴史的意義が明らかにされ、あわせて同館が収蔵に努める北朝陶磁器やその他文物を紹介します。

 講演後は、自由な質疑応答の時間を用意します。