東アジアと同時代日本語文学フォーラムの告知サイトが公開に。機関誌『跨境 日本語文学研究』のバックナンバーもPDF公開。

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詳細は以下より。東アジアと同時代日本語文学フォーラムの告知サイトを公開(日比嘉高研究室)。
http://hibi.hatenadiary.jp/entry/2018/02/22/222636

東アジアと同時代日本語文学フォーラム・設立趣意
【〈東アジアと同時代の日本文学フォーラム〉は東アジアという視座を持つ、韓国・中国・台湾・日本・香港の日本研究者が集まり、それぞれの国における日本近代文学体験の特殊性及び歴史性を互いに比較しながら研究の地平を拡げ、日本近代文学を東アジアの観点から再構築する企画である。
東アジア地域は、日本の帝国化がもたらした歴史上の経験もあり、文学のみならず、政治、経済、歴史、文化などの分野において、相互に密接な交渉関係を有している。近年、一国中心の国文学研究や、カノン(正典)を中心とした、従来の文学研究を止揚しようとする議論が活発に行われているのも、こうした現状を反映している。東アジアにおける各国の境界を横断する日本近代文学研究は、過去の同質化された東アジアの概念を解体し、開かれた連帯としての東アジアにおける疎通を促すことが求められている。本フォーラムはこうした議論が持続的に行われる場として設立された。
なお、本フォーラムを通して得た成果は日本語・中国語・韓国語で公刊し、論点を広く共有すると同時に、後続の研究につながるように努める。】

機関誌『跨境 日本語文学研究』のバックナンバー
http://bcjjl.org/index.php?v_type=2&lang=jp