研究成果中間発表会「視覚空間と交錯する言説/文学―『サンデー毎日』的モダニズムの諸相」(2019年 3月30日(土) 13:00~18:00、法政大学 市ヶ谷キャンパス 富士見坂校舎 遠隔講義室、要申し込み)

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研究会情報です。


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科学研究費助成事業(学術研究助成基金)基盤研究(C) 
戦前期『サンデー毎日』と大衆文化に関する総合的研究 
第2回 研究成果中間発表会

視覚空間と交錯する言説/文学
―『サンデー毎日』的モダニズムの諸相

○日時 : 2019年 3月30日(土) 13:00~18:00

○会場 : 法政大学 市ヶ谷キャンパス 富士見坂校舎 遠隔講義室

○発表題目・発表者(発表時間は各40分程度)

『サンデー毎日』表紙論―インターフェイスとしてのその機能とレイアウトの構造
副田賢二(防衛大学校)

1938年前後の『サンデー毎日』―〈統制〉とモダンの交差
村山 龍(法政大学)

『サンデー毎日』のイベントと視覚イメージが作る大衆文学
―子母澤寛の聞き書きとやくざもの―  
中村 健(大阪市立大学)

総合討議

☆今回の発表会の趣旨
 雑多な視覚表象と言説に溢れ、週単位で創出、消費される戦前期『サンデー毎日』の表象空間の中で、「女性」をめぐる問題は様々な形で浮上する。戦時下の「慰問」における機能も含め、その視覚表象と女性性の消費形態への視点は、同誌の研究に不可欠である。また、掲載小説や大衆的読物の挿絵も、単にその内容を説明し補完するだけのものではない。その誌面及びそこに内包された意味領域のどこにその視覚表象が重ねられ、どのように意味的な焦点化がなされているのかという、いわば表象とレイアウトのパースペクティヴとでも言うべき側面は、「訴求的な誌面を作るため」という理由に単純化することはできないものだ。今回、戦前期『サンデー毎日』を「見ること」の場として捉えることで、表紙・挿絵・グラフ写真、漫画等の視覚表象を、言説との相関性のみならず、その焦点化とレイアウトのパースペクティヴという視点から考察する。
 また、1920-30年代のモダニズムをめぐる従来研究においては、雑誌、ジャンル、同人、地域等のローカリティが重視されてきた。『サンデー毎日』も創刊当初から大阪のローカリティを基盤にしていたが、そのモダニズム表象においては、普遍的トピックスとして貪欲かつ広範にその表象を展開している。そこでの世界的同時性の位相や〈大衆〉の欲望のダイナミズム、そこに浮遊する表象とそのレイアウト、そして「大衆文学」の問題を、従来のジャンル規範を相対化した上で検討したい。なお、2018年度にこの科研費で購入した戦前期『週刊朝日』誌面の分析も、『サンデー毎日』と比較する形で、可能な限り実施したい。

☆ この会にはどなたでも参加戴けます。
 参加希望の方は、研究代表者の副田賢二までメール(poken@jcom.home.ne.jp)で
お申し込み下さい。
 参加費・資料代は全て無料です。

☆研究会終了後、会場近辺にて懇親会を予定しております。

☆ 会場(法政大学 市ヶ谷キャンパス)へのアクセス
 ・JR市ヶ谷駅・飯田橋駅より徒歩10分
 ・東京メトロ・都営地下鉄市ヶ谷駅・飯田橋駅より徒歩10分