今年一年、ありがとうございました。

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今年一年、ありがとうございました。
2018年は以下7冊を刊行することができました(ご注文お待ちいたしております)。

2018books.jpg

文学通信・稼働在庫一覧注文書(2018.12月版)ダウンロード(エクセルファイル)
https://bungaku-report.com/shoten/Bookdata_bungakureport_20181225.xls

来年も頑張っていきたいと思います。
みなさまも、良いお年を。素敵な新年をお迎えください。

以下、文学通信のメルマガ[028号](1)の後記に書いたものです。
転載して遺しておきたいと思います(メールマガジンの登録もぜひお願いいたします!)。

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◆編集部より◆
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本号で、創刊1周年を迎えることになります。
あっという間なのですが、何かと心労の多い一年でした。

前職は、辞めると決めてからわずか2ヶ月で退社。
ドタバタの中で、ポット出版の沢辺さんに場所を提供していただけることになって、
最後の日は、神保町から渋谷まで自転車で移動、そのまま仕事を始めました。
そういえば、途中四谷の喫茶店に入り、前職のtwitterに最後の書き込みをして、
沢山のコメントに泣きそうだったのが懐かしいです。

3月末になり、様々な事情を勘案し、ポット出版から出ることにして、
自宅のある赤羽に会社を構えることにし、設立・登記等、すべて自力でやって、
5月末にようやく1冊目を刊行。
7月には2冊目も出すことができました。この頃まではまだ出版社ごっこのようで、
なんというかママゴトの延長のようなそんな気分もあり、ほんとうに心配でした。
銀行からお金が消えていくばかりなのを見つめているのは、本当に心臓に悪いです。

ですが、2冊目を出した頃に、1冊目の前田先生の本も売れて、重版が見えてきて、
おおなんとかなるかもと思った矢先、2冊目の本もちゃんと売れ始め、
そうなると、まったく縁のなかった方からも声がかかるようになり、
前職の延長線上ではない、別の時間軸に会社全体が移行しはじめ、
その段階でようやく腹が据わったというか、そんな感じです。

今までの経験で、だいたいの経理から、編集、営業、デザインまで一人でこなせるので、
その点では問題はなかったのですが、収入が激減したため、家事の負担も増えたうえに、
仕事の範囲も拡大したので、編集に当てる時間はむしろ減っています。
ここをなんとかしなければ、というのが課題です。

なにはともあれ、このメールマガジンを1年続けてこれたことにほっとしています。
同じ事を10年もやっていたので、何の負担に感じることもなかったのですが。
それはそれで問題ですね(マンネリ化)。

著者のみなさん、読者のみなさん、このメールマガジンを読んでいるみなさん、
ポット出版の沢辺さん、日本史史料研究会のみなさん、この一年本当にお世話になりました。
ありがとうございました。

来年も思考を刺激する活動を心掛けていきたいと思います。


明日、12/28に以下を配信いたします。
【2018年の受賞・訃報情報】
【2018年のアーカイブ関連情報】をまとめて、
1年を振り返ります。

みなさまも、良いお年を。
素敵な新年をお迎えください。(岡田)