野上記念法政大学能楽研究所 資料展示「能付資料の世界―技芸伝承の軌跡をたどる―」(2018年2月20日~3月24日、法政大学市ヶ谷キャンパス ボアソナードタワー14階 展示室)

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展示会情報です。

●公式サイトはこちら
http://kyoten-nohken.ws.hosei.ac.jp/info/2018/2922/

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※ほかシンポジウム・ワークショップ、あり。詳細は上記サイトへ。

【「能の技芸伝承」を大きなテーマに、シンポジウムと資料展示、ワークショップを計画しました。身体芸術である能は、どんな名人上手が演じても、形として残ることはありません。演じられては消えていく複雑な身体所作や、そこから生まれる言うに言われぬ魅力は、いったいどのように伝承されてきたのでしょうか。
資料展示では、所作やそのタイミングを書き留めた型付、囃子各パートの譜である囃子付、簡略な舞台装置である作リ物の寸法を記した作リ物付等々の古資料のほか、絵図・写真・動画等、能の舞い方を伝えるために工夫された近代以降のメディアも紹介します。
シンポジウムでは、こうしたさまざまな資料について書き手や伝承の様態を概観するとともに、実際の稽古の場における指示の出し方・受け止め方、指示によりどう「上達」するかなど、師弟間のコミュニケーションの問題を考えます。また、ワークショップでは、型付や足取り図などの情報でどのくらい舞えるのか、師匠の指示で舞う場合との違いも試してみたいと思います。】

資料展示「能付資料の世界―技芸伝承の軌跡をたどる―」
《期間》2月20日~3月24日
《会場》法政大学市ヶ谷キャンパス ボアソナードタワー14階 展示室
《開室時間》10:00 ~ 18:00 ※ただし、2/28(水)は19:00まで開室。
《休室日》日曜日・祝日
《ギャラリートーク》2/28(水)18:30 ~ 19:00
*観覧無料

ワークショップ「型付だけで舞えますか」
《日時》①2月28日(水)19:00~19:45、②3月12日(月)11:30~12:15
《会場》法政大学市ヶ谷キャンパス ボアソナードタワー26階 A会議室
《講師》高橋憲正(シテ方宝生流能楽師)
*申込不要・入場無料