異類の会・『画図百鬼夜行』再読(2017年12月9日(土)14時、國學院大學2号館2503教室)

このエントリーをはてなブックマークに追加 Share on Tumblr

研究会情報です。

●公式サイトはこちら
http://irui.zoku-sei.com/未選択/『画図百鬼夜行』再読(予告)

--------------------

日時:12月9日(土)14時
会場:國學院大學2号館2503教室
   ※いつもと違う会場です。ご注意を!


発表者: 伊藤慎吾
題目: 『画図百鬼夜行』再読
要旨:
鳥山石燕『画図百鬼夜行』シリーズは近世後期を代表する妖怪画集である。『画図百鬼夜行』『今昔画図続百鬼』『今昔百鬼拾遺』『百器徒然袋』の四部から成る。
1992年に稲田篤信・田中直日編『鳥山石燕 画図百鬼夜行』(国書刊行会)が刊行されたことで、広く普及するようになった。ついで2005年に 『鳥山石燕画 図百鬼夜行全画集』(角川ソフィア文庫)が出て、より手軽な文献として身近なものとなった。さらにウィキペディア上でもすべての項目が画像とともに立項され、現在では閲覧に非常に便利な状況となっている。
ところが、改めてこれらの翻刻・釈文と原本(ただし影印版)を照合してみると、単に誤字程度のものから本文の解釈に影響を及ぼすものまで、いささか不審のある文字が散見される。
そこで、今回は疑問に思われる部分を一覧し、個々に検討を加えていきたい。その上で参加者各位のご教示を得たい。

※どなたでもご参加可能です。よろしくご参集ください。