名古屋市蓬左文庫・企画展 奇才、我が道をゆく -達磨・布袋・一休...-(平成30年1月4日(木)から1月28日(日))

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展示会情報です。

●公式サイトはこちら
http://housa.city.nagoya.jp/exhibition/index.html

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平成30年1月4日(木)から1月28日(日)
企画展
奇才、我が道をゆく
-達磨・布袋・一休...-

■会場
蓬左文庫 展示室1・2

【達磨や布袋に一休‥‥‥。現代人にもなじみ深い彼らは、常軌を逸した強烈な個性が伝えられています。東アジアの奇才たちゆかりの絵画や工芸品を通して、彼らの魅惑的な世界を紹介します。】

【展示の詳細案内

 本展で取りあげる「奇才」とは、真理を求め、決して奇を衒【てら】うのではなく、世間の常識を超える言動をとった者たちを指します。東アジアにおける奇才の起源は、古代の中国に求めることができます。道教の経典『荘子【そうじ】』の中で、孔子(前五五二~前四七九)は「風変わりな人とは、俗世間の人たちとは違っているが、天に似ているのだ」と述べ、奇才を忌避ではなく憧憬の対象として評価しています。当時すでに、不老不死で空中を自由に飛び回る仙人の存在を信じる神仙思想が流行し、神仙たちの人智を超越した言動の伝説が処々で語られていました。後漢【ごかん】時代(二五~二二五)末期の政治的混乱の中では、政治的権力から身を引き山野に暮らし理想を追求した、許由【きょゆう】・巣父【そうほ】に代表される隠士が、生き方の手本とされました。また、唐時代(六一八~九〇七)からは、仏教本来の常軌から逸した行動を悟りの境地の顕【あら】われとして肯定的に評価する動きが禅宗を中心に高まり、布袋【ほてい】や寒山【かんざん】・拾得【じっとく】が風狂の僧として人気を博しました。
 絵画や工芸品の意匠として好まれた奇才たちは、後世秀でた偉大な人物には顔や体に常人と異なる特徴があるという考えから、絵画や工芸品の中でその象徴ともいえる奇妙な姿で登場します。
 本展では、中国の奇才のみならず、菅原道真や一休などの日本の奇才も加え、様々な奇才たちの姿と物語をお愉しみいただくとともに、お正月に合わせて、布袋を含む七福神にまつわる作品もご紹介いたします。】